【2024年最新】暗号資産(仮想通貨)おすすめランキング15選!
仮想通貨に興味があるものの、どの銘柄を買えばいいのかわからないと悩んでいる方は多いでしょう。
仮想通貨の選び方がわからず適当に購入してしまうと、思わぬ損失を招く可能性があるため、投資前に銘柄の選び方を知っておくことが重要です。
本記事では、初心者におすすめの15銘柄をランキング形式で解説します。
また、仮想通貨の選び方やおすすめの取引所なども紹介しています。
【この記事を読むとわかること】
|
仮想通貨の特徴を理解したあとに売買を進めたい方は、ぜひ参考にしてください。
【2024年最新】おすすめの暗号資産(仮想通貨)ランキング15選
まず、投資初心者におすすめの15銘柄をご紹介します。
紹介している銘柄はすべて仮想通貨取引所bitbankで購入可能です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ビルドアンドビルド(BNB)
- リップル(XRP)
- ドージコイン(DOGE)
- カルダノ(ADA)
- アバランチ(AVAX)
- ポルカドット(DOT)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- チェーンリンク(LINK)
- ダイ(DAI)
- ライトコイン(LTC)
- ポリゴン(MATIC)
- ステラルーメン(XLM)
- メイカー(MKR)
2024年に入ってからは、ビットコイン価格の1,000万円突破やビットコインETF・イーサリアムETFの承認など、仮想通貨市場の将来性が高まっているため、参考にしてください。
1.ビットコイン(BTC)
名称 | ビットコイン |
ティッカーシンボル | BTC |
発行上限 | 21,000,000 BTC |
価格※ | ¥8,791,653.04 |
時価総額※ | ¥173,517,903,618,257 |
時価総額ランキング※ | 1位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ビットコイン(BTC)は仮想通貨市場においてもっとも時価総額の高い銘柄で、仮想通貨の草分け的な存在です。
ビットコインには以下の特徴があります。
- ブロックチェーン技術を活用しており管理者がいない
- 発行枚数が2,100万枚と上限がある
- さまざまなお店で決済手段として利用できる
ビットコインは、サトシナカモトという匿名の研究者が2008年に発表した論文をもとに開発された仮想通貨です。
ブロックチェーン技術の活用により取引履歴の改ざんを事実上不可能とすることで、セキュリティ的に安心して使えます。また、発行枚数の上限が2,100万枚に決まっているため、希少性が高まっていくことで、値上がりを期待できる銘柄です。
2024年1月には、ビットコインETFがSEC(米国証券取引委員会)に承認されたことが大きな話題になりました。ETFの登場により、仮想通貨取引所で口座開設しなくても、間接的にビットコインを購入できる点が大きなメリットです。
希少性の担保により将来性があり、セキュリティも強固なビットコインは、投資初心者から上級者の方までおすすめできる仮想通貨です。
ビットコインの買い方に興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/how-to-buy-bitcoin
2.イーサリアム(ETH)
名称 | イーサリアム |
ティッカーシンボル | ETH |
発行上限 | なし |
価格※ | ¥391,921.16 |
時価総額※ | ¥47,146,986,594,188 |
時価総額ランキング※ | 2位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
イーサリアム(ETH)は、ビットコイン以外の仮想通貨「アルトコイン」の代表例といえる銘柄です。
2013 年に、ロシア系カナダ人のプログラマー、ヴィタリック・ブテリン氏によって考案されました。
イーサリアムを理解するうえで、以下の2点を抑えましょう。
- スマートコントラクト
- 分散型アプリケーション
名称 | 特徴 |
スマートコントラクト | さまざまな契約内容をブロックチェーン上で契約を締結・実行できる仕組み。 手動の契約作業を自動化できる。 |
分散型アプリケーション | ブロックチェーンを用いたサービス・ゲーム提供アプリの総称。 金融DeFi※や遊んで稼げるNFTゲーム「Play to Earn」などに活用されている。 |
※分散型金融。暗号資産を貸し付けることで金利を得られる。
今後も新たな分散型アプリケーションの開発が期待されているため、イーサリアムは将来性の高い銘柄です。
イーサリアムの今後について興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-futureofethereum
3.ビルドアンドビルド(BNB)
名称 | ビルドアンドビルド |
ティッカーシンボル | BNB |
発行上限 | 200,000,000 BNB |
価格※ | ¥79,294.77 |
時価総額※ | ¥11,573,269,194,999 |
時価総額ランキング※ | 4位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ビルドアンドビルド(BNB)は世界最大の仮想通貨取引所バイナンスが発行する仮想通貨です。開発当初は、「バイナンスコイン」と呼ばれており、仮想通貨取引所バイナンスでの手数料割引を目的として発行されました。
現在はDEX(分散型取引所)やDeFiプロジェクトなど、BNBスマートチェーン(BSC)上のさまざまなアプリケーションで活用されています。また、定期的なバーン(焼却)により供給量が減少し、価値を維持している点が特徴です。
発行体であるバイナンスの利用者が増えれば、ビルドアンドビルドの需要も高まります。バイナンスに将来性を感じる方は、ビルドアンドビルド(BNB)を購入しましょう。
4.リップル(XRP)
名称 | リップル |
ティッカーシンボル | XRP |
発行上限 | 100,000,000,000 XRP |
価格※ | ¥84.31 |
時価総額※ | ¥4,730,909,671,313 |
時価総額ランキング※ | 7位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
リップル(XRP)は、銀行間送金プラットフォーム「RippleNet」で使える仮想通貨です。リップル(XRP)は、国ごとに異なる決済手順をグローバルで統合し、世界中どこにでも、安価に流通させることを目的に作られました。
リップル(XRP)は、送金にかかるトランザクション(取引)が、他の仮想通貨と比較して速い点が特徴です。
たとえば、ビットコインのトランザクションは平均10分程度かかりますが、リップルは3~5秒程度と圧倒的な速さで処理が完了します。スピード化が求められているビジネスの世界において、迅速に処理可能なリップルの技術には期待されています。
ただし、リップルは2018年以来、最高値を更新できていません。原因のひとつがSECに裁判で訴えられていたためです。裁判は2024年8月8日に終結し、SECが求めていた民事罰金20億ドルを1億2,500万まで引き下げたことで、世間ではリップル社が勝利したと報道されています。
リップルの今後について興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-ripplesfuture
5.ドージコイン(DOGE)
名称 | ドージコイン |
ティッカーシンボル | DOGE |
発行上限 | なし |
価格※ | ¥15.08 |
時価総額※ | ¥2,195,938,994,461 |
時価総額ランキング※ | 9位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ドージコインは、ライトコインをベースとして2013年に開発されたミームコイン(ネタコイン)です。「かぼすちゃん」という日本の柴犬がモチーフになっています。
ジョークとして始まった仮想通貨ですが、インターネットコミュニティの支持を集め広く普及しました。
また、テスラCEOのイーロン・マスク氏が、X(旧Twitter)でドージコインについて言及すると高騰する傾向があります。そのため、SNSでの話題性により、今後も価格の高騰が期待される銘柄といえます。
ドージコインに興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-dogecoin
6.カルダノ(ADA)
名称 | カルダノ/エイダコイン |
ティッカーシンボル | ADA |
発行上限 | 45,000,000,000 ADA |
価格※ | ¥49.89 |
時価総額※ | ¥1,793,356,315,168 |
時価総額ランキング※ | 10位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
カルダノはイーサリアム同様、DApps(分散型アプリ)を開発できる仮想通貨のひとつです。イーサリアムの創設メンバーであるチャールズ・ホスキンソン氏によって考案され、2017年に発行されました。
カルダノ(ADA)は、ティッカーシンボル(銘柄コード)が「ADA」であることから、別名「エイダコイン」とも呼ばれています。
カルダノは長期的なロードマップ(計画書)に沿って開発が進んでいるため、将来性が期待される銘柄といえます。
7.アバランチ(AVAX)
名称 | アバランチ |
ティッカーシンボル | AVAX |
発行上限 | 715,748,719 AVAX |
価格※ | ¥3,132.23 |
時価総額※ | ¥1,238,504,987,640 |
時価総額ランキング※ | 12位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
アバランチは、DApss(分散型アプリ)の開発ができる仮想通貨のひとつです。
アバランチ上での決済やネットワーク手数料の支払い、ステーキング※報酬などに使用される通貨としてAVAXが利用されています。
※仮想通貨を一定期間預けることで金利が得られる仕組み
また、アバランチは取引が高速であるため、大規模な金融機関や企業向けアプリケーションでの採用が期待されています。
DAppsやDeFiの分野に興味がある方は、アバランチの購入を検討してみましょう。
8.ポルカドット(DOT)
名称 | ポルカドット/DOTトークン |
ティッカーシンボル | DOT |
発行上限 | なし |
価格※ | ¥649.69 |
時価総額※ | ¥963,246,238,194 |
時価総額ランキング※ | 15位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ポルカドットはWeb3.0(ブロックチェーンの技術を使ったインターネット社会)の実現に向けて、異なるブロックチェーン同士を接続し、自動的にデータを交換できる仮想通貨です。
ポルカドットは、下記の3要素によって構成されている点が特徴です。
名称 | 主な役割 |
リレーチェーン | ネットワーク全体のセキュリティ維持 |
パラチェーン | リレーチェーンに接続 |
ブリッジ | 外部のブロックチェーンとパラチェーンを接続 異なるブロックチェーン間のデータ交換を提供 |
パラチェーンの枠(スロット)は100に制限されており、枠を獲得するためにオークションが開催されています。
オークションで枠を獲得した企業のWeb3.0関連プロジェクトが成功すれば、自ずとポルカドット(DOT)の価値も高まります。
Web3.0に興味のある方は、ポルカドットの購入を検討してみましょう。
9.ビットコインキャッシュ(BCH)
名称 | ビットコインキャッシュ |
ティッカーシンボル | BCH |
発行上限 | 21,000,000 BCH |
価格※ | ¥50,033.77 |
時価総額※ | ¥988,250,505,813 |
時価総額ランキング※ | 14位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ビットコインキャッシュ(BCH)とは、ビットコインがスケーラビリティ問題※を解決するために、ビットコインのブロックチェーンから枝分かれした仮想通貨です。
※取引量の増加により処理速度が遅くなり、手数料が高騰する問題
それぞれの仮想通貨銘柄のブロックチェーンから、新しいブロックチェーンに枝分かれすることをハードフォークといいます。ハードフォークした仮想通貨のなかで、ビットコインキャッシュはもっとも時価総額の高い銘柄です。
ビットコインキャッシュは、ビットコインよりも迅速かつ低コストで取引可能なため、実用化が進むと価格上昇が期待できます。
ビットコインキャッシュの今後について興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-bcc-future
10.チェーンリンク(LINK)
名称 | チェーンリンク |
ティッカーシンボル | LINK |
発行上限 | 1,000,000,000 LINK |
価格※ | ¥1,523.19 |
時価総額※ | ¥926,262,788,103 |
時価総額ランキング※ | 16位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
チェーンリンク(LINK)は、スマートコントラクト(契約の自動化)を介して、実世界のあらゆるデータをブロックチェーンに結びつけるために作られた仮想通貨です。
チェーンリンクの特徴は、ブロックチェーンと株価提供アプリや天気情報取得アプリなどの外部サービスとの仲介役である点です。
ビットコインやイーサリアムなどの場合、外部サービスと連携ができない問題点を抱えています。そこで、外部サービスとブロックチェーンとの間をつなぐ仕組みとして、チェーンリンク(LINK)が開発されました。
チェーンリンクは技術力の高さが評価され、Google CloudやAP通信との共同の取り組みも世界中で注目されています。
チェーンリンク(LINK)の技術に将来性があると感じる方は、購入を検討してみましょう。
11.ダイ(DAI)
名称 | ダイ |
ティッカーシンボル | DAI |
発行上限 | なし |
価格※ | ¥147.64 |
時価総額※ | ¥792,150,874,068 |
時価総額ランキング※ | 17位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ダイ(DAI)は、MakerDAOが発行するステーブルコインです。ステーブルコインとは特定の法定通貨と同じ価値になるように設計された仮想通貨を指します。
ダイの場合、1DAI≒1米ドルになるよう設計されています。米ドルと連動するため、価格変動率の低さが特徴です。
安定性が求められるDeFi市場において需要が高いため、今後も多くのユーザーに利用される可能性があります。
ダイ(DAI)の安定性に興味がある方は、購入を検討してみましょう。
12.ライトコイン(LTC)
名称 | ライトコイン |
ティッカーシンボル | LTC |
発行上限 | 84,000,000 LTC |
価格※ | ¥9,864.69 |
時価総額※ | ¥738,614,568,459 |
時価総額ランキング※ | 19位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ライトコイン(LTC)は、ビットコイン(BTC)の次に歴史のあるといわれている仮想通貨です。
ライトコインの特筆すべき点は、ビットコインの4倍のスピードで取引の承認ができることです。
また、ライトコインの発行上限は、ビットコインの約4倍の8,400万枚に設定されています。そのため、ビットコイン同様、希少性の高さから将来的に価格が上昇し続ける可能性のある仮想通貨といわれています。
13.ポリゴン(MATIC)
名称 | ポリゴン |
ティッカーシンボル | MATIC |
発行上限 | 10,000,000,000 MATIC |
価格※ | ¥61.45 |
時価総額※ | ¥610,270,659,691 |
時価総額ランキング※ | 21位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ポリゴンは、イーサリアムのスケーラビリティ問題を解決するために開発された仮想通貨です。
ポリゴンは、低コストかつ高速な取引が可能で、セキュリティもイーサリアムと同様に強固である点が特徴です。
ポリゴンは、DeFiやNFTプロジェクトに広く採用されており、イーサリアムエコシステム(DeFiやNFTなどのサービス)の拡張において、重要な役割を果たすことが期待されています。
14.ステラルーメン(XLM)
名称 | ステラルーメン |
ティッカーシンボル | XLM |
発行上限 | 50,001,806,812 XLM |
価格※ | ¥13.97 |
時価総額※ | ¥411,323,253,407 |
時価総額ランキング※ | 29位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
ステラルーメン(XLM)はグローバル送金・決済を安定的かつ迅速に行うために開発された仮想通貨です。
同様に送金・決済を目的とした銘柄にはリップル(XRP)があります。リップルとステラルーメンの違いは取引の承認方法です。
銘柄 | 承認方法 | 特徴 |
リップル(XRP) | PoC | 承認者の80%以上が承認しなければ無効となる |
ステラルーメン(XLM) | SCP | 投票で決められた承認者によって承認される |
今後、決済関連企業との提携から実用性が高まると、ステラルーメンの価格上昇に期待できます。
15.メイカー(MKR)
名称 | メイカー |
ティッカーシンボル | MKR |
発行上限 | 1,005,577 MKR |
価格※ | ¥290,870.47 |
時価総額※ | ¥270,612,499,191 |
時価総額ランキング※ | 40位 |
取扱取引所 | bitbankを含む多くの国内仮想通貨取引所 |
※2024年8月19日時点、CoinMarketCap調べ
メイカー(MKR)はステーブルコイン「DAI」の発行やレンディング(貸出)ができる「MakerDAO」というプラットフォーム内で利用できる仮想通貨です。
イーサリアムやビットコインなどの担保資産を、MakerDAOのスマートコントラクトに預け入れることで、DAIを生成できます。
MakerDAOは将来性が高く、世界中で注目されているDeFiプロジェクトです。メイカー保有者は、プロジェクトの方針を決めるためのガバナンス(運営)に参加できます。
失敗しない暗号資産(仮想通貨)の選び方
仮想通貨銘柄を選ぶにあたって大切な基準は以下の5つです。一つひとつ確認していきましょう。
- 信頼度や安全性が高い銘柄を選ぶ
- 将来性や実用性の高い銘柄を選ぶ
- 時価総額が高い銘柄を選ぶ
- 流動性が高い銘柄を選ぶ
- 価格変動率(ボラティリティ)を確認して選ぶ
信頼度や安全性が高い銘柄を選ぶ
仮想通貨のなかには詐欺コインと呼ばれる、発行者の資金調達を目的にしたものが存在します。銘柄を選ぶ際には、通貨の信頼度や安全性を重視しましょう。
仮想通貨では、ビットコイン以外の通貨をアルトコインと呼び、自分たちのお金稼ぎを目的に仮想通貨の投資募集をする通貨も存在します。
そのため、その仮想通貨銘柄が信頼できるかどうかをホワイトペーパー(資料)を見て、騙されないようにすることが大切です。
また、銘柄のセキュリティ面が安全かどうかも検討しましょう。セキュリティに不安がある場合、ハッカーから攻撃を受けてしまう可能性があるからです。
信頼性や安全性を確かめるには、以下サイトの利用をおすすめします。
ホワイトペーパーやセキュリティ情報を調べたうえで、信頼度や安全性が高い銘柄を選びましょう。
将来性や実用性の高い銘柄を選ぶ
将来性や実用性の高い銘柄に投資すれば、今後値上がりが期待できます。将来性を見極めるポイントは以下の3つです。
- 仮想通貨の開発目的、プロジェクト内容、今後のロードマップが明確である
- 大企業がそのプロジェクトに出資している
- 既存の仮想通貨の課題を解決する技術がある
上記の特徴をもつ仮想通貨なら、今後伸びていく可能性があります。
たとえば、ビットコインは金融機関や政府の影響を考慮して開発されているため、価値が高まりました。また、発行上限が2,100万枚に設定されているため、希少性が高い点も理由として考えられます。
興味がある銘柄の公式サイトやSNSで、興味のある仮想通貨の最新情報をチェックして将来性を見極めましょう。
時価総額が高い銘柄を選ぶ
投資初心者の方は、できるだけ時価総額が高い銘柄を選びましょう。ビットコインやイーサリアムなど時価総額が高い人気銘柄は、他の銘柄と比べて投資に失敗するリスクを抑えられる傾向にあるからです。
時価総額は「仮想通貨の発行数量×時価」で計算できるため、市場の支持や人気度を測る基準となります。
アルトコインのなかでも、時価総額の低い通貨のことを草コインといいます。草コインは短期的に利益をあげられる可能性があるものの、価格の変動が激しく時価総額の増減も激しいです。
暴落のリスクを極力避けるため、投資初心者の方は時価総額が高い人気銘柄から選びましょう。
流動性が高い銘柄を選ぶ
仮想通貨を選択する際はスムーズな売買ができるよう、できるだけ流動性が高い銘柄を選びましょう。
たとえば、ブームが去って暴落した草コインは、「売りたくても買い手が見つからない状況」に陥ることが想定されます。そのため、人気があり流動性の高い銘柄を選ぶことが、投資を成功させるためのコツといえます。
価格変動率(ボラティリティ)を確認して選ぶ
仮想通貨を購入する際は、長期チャートで価格変動率(ボラティリティ)を確認したうえで選びましょう。
価格変動率(ボラティリティ) | 特徴 |
高い | ・ハイリスク・ハイリターン ・短期間で大きな利益を出すこともできるが、大損するリスクも高い |
低い | ・ローリスク・ローリターン ・大きなリターンは狙いにくいが、暴落のリスクも低い |
一般的に、時価総額が低い草コインはボラティリティが高くなります。一方で、ダイ(DAI)やテザー(USDT)などの法定通貨に連動するステーブルコインは、ボラティリティが低くなります。
また、ビットコインやイーサリアムなどの時価総額が高い銘柄は、仮想通貨のなかだと比較的価格が安定している通貨です。
損失リスクをどこまで許容できるか考慮して、適切なボラティリティの通貨を選びましょう。
暗号資産(仮想通貨)投資で失敗しないコツ
本章では、仮想通貨投資で失敗しないコツについて解説します。
- リスク管理をする
- リサーチを徹底する
- 長期的な視点で投資する
- 市場の動向を常にチェックする
- ビットコイン半減期の影響を理解する
損失リスクを抑えて投資を進めるためにも、あらかじめ確認しておきましょう。
リスク管理をする
仮想通貨の投資では、価格が大きく変動するリスクを考慮し、無価値になっても生活に支障がない範囲で投資することが重要です。仮想通貨は価格変動が激しく、一夜にして価格が暴落する銘柄も存在するためです。
株式投資の場合、価格の暴騰・暴落を抑えるためにストップ安・ストップ高のシステムがあります。一方で、仮想通貨の場合、一日の値幅制限がありません。
このため、リスク許容度を超えて投資すると、資産が大幅に減少するリスクがあります。
たとえば、2021年に仮想通貨「TITAN」が一夜にして価格が約42億分の1にまで暴落し、ほぼ無価値となった事例があります。
ビットコインやイーサリアムなど、時価総額の高い銘柄が無価値になる可能性は低いですが、暴落のリスクを考慮したうえで投資を始めましょう。
リサーチを徹底する
投資対象の仮想通貨プロジェクトについて、徹底的にリサーチを行うと、損失リスクの軽減につながります。
仮想通貨のなかには、プロジェクトが頓挫しているものや長期的なプランを用意していない銘柄があるためです。
たとえば、日本発のミームコインとして一時期話題になったモナコインは、2018年以降、更新がストップしています。
投資銘柄を選ぶ際は、プロジェクトの公式サイトや最新のニュースを確認し、信頼性や将来性を見極めたうえで判断しましょう。
長期的な視点で投資する
仮想通貨は短期的な価格変動が激しいため、長期的な視点で投資することが大切です。
仮想通貨は値動きが激しい特徴から、ギャンブルのように感じている方も一定数存在します。しかし、将来性の高い銘柄は変動を繰り返しながらも、長期的に右肩上がりで価格が上昇し続けています。
たとえば、2018年の仮想通貨バブルでは、ビットコイン価格が当時最高値の200万円を突破した後、大暴落しました。しかし、バブル崩壊から6年経過した2024年8月現在のビットコイン価格は、800万円を超えています。
2018年のバブル時に200万円で高値つかみして含み損を抱えたとしても、長期保有すれば、資産が4倍以上に増えていることがわかります。
仮想通貨に投資する場合は、短期的な価格変動に惑わされず、長期的な視点で実施しましょう。
市場の動向を常にチェックする
仮想通貨投資で失敗しないためには、市場の動向を常にチェックし、重要なニュースやトレンドを把握することが大切です。
仮想通貨の価格は、ニュースやイベントに影響されやすく、最新の情報を知らないと大きなチャンスを逃す可能性があります。
たとえば、ビットコインETFの承認が噂された2023年後半から、承認後の2024年5月にかけて、ビットコイン価格は約400万円から約1,100万円にまで急上昇しました。
個別銘柄に関するニュースや政府の規制に関するニュースなどは、市場に大きなインパクトを与え、価格の急上昇を引き起こすことがあります。
仮想通貨関連のニュースサイトやSNSをフォローし、常に最新情報をチェックしましょう。
ビットコイン半減期の影響を理解する
ビットコインの半減期が市場に与える影響を理解しておくことも重要です。半減期とは、約4年に一度の周期で、ビットコインのマイニング報酬※が半減するイベントを指します。
※取引が正しく行われているかチェックしてビットコインを獲得する作業
過去の半減期一覧は下記の通りです。
回数 | 半減期を迎えた日 |
1回目 | 2012年11月28日 |
2回目 | 2016年7月9日 |
3回目 | 2020年5月11日 |
4回目 | 2024年4月20日 |
ビットコインの半減期は、供給量の半減により通貨の希少性が高まるため、価格が上昇しやすくなります。過去のビットコインチャートを分析すると、半減期の翌年にあたる2017年、2021年にバブル相場を迎えました。
過去の傾向から判断すると、次回は2025年にビットコインのバブル相場が訪れると予測できます。半減期の影響を理解して、乗り遅れる前に投資しておきましょう。
ビットコインの半減期について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-bitcoin-halving
暗号資産(仮想通貨)取引所選びのポイント
暗号資産(仮想通貨)を購入するうえで、取引所選びは重要です。取引所がハッキングに遭うと資産を失うリスクがあるため、慎重に選びましょう。
ここでは、仮想通貨取引所の選び方について以下4つの項目を解説します。
- 取引量が多い
- セキュリティレベルが高い
- 取扱通貨が多い
- 即時出金ができる
取引量が多い
取引量が多い取引所を選ぶことで、スムーズな約定(やくじょう)(※)が期待できます。
※売買が成立すること
たとえば、取引量が少ない取引所を選ぶと、売買が成立するまでに時間がかかり、希望する価格での約定が難しくなります。一方で売買が活発に行われている取引所では、好きなタイミングで取引を行える可能性が高いです。
スムーズな取引を実現したい方は、取引量が多い取引所を選ぶとよいでしょう。
セキュリティレベルが高い
資産を守るためにも、できるだけセキュリティが強固な取引所を選びましょう。取引所がハッキングに遭うと、預けていた資産を盗まれるリスクがあるためです。
過去には、国内取引所でも数億〜数百億の資産が流出する大規模なハッキング被害の事例がありました。
そのため、セキュリティが強固もしくは一度もハッキングされていない仮想通貨取引所を選ぶことが重要です。たとえば、bitbankは過去に一度もハッキングに遭遇していないため、セキュリティ面で信頼性が高い取引所として知られています。
仮想通貨のリスクについて興味がある方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-trading-risk
取扱通貨が多い
取扱通貨が多い取引所を選ぶと、投資の幅が広がり効率的に取引が行えます。取扱銘柄が少ない取引所を選ぶと、希望の取引通貨を取り扱っていない場合、別の取引所で口座を開設しなければなりません。
たとえば、bitbankでは30銘柄以上取り扱っているため、購入したい仮想通貨が多い方でも、目当ての通貨に投資しやすい環境といえます。
多様な通貨に投資したい方は、仮想通貨取引所の公式サイトで取り扱う通貨を確認したうえで、口座を開設しましょう。
即時出金ができる
即時出金が可能な取引所を選ぶことで、急に資金が必要になった場合も困りません。即時出金ができる取引所を選べば、必要な時にすぐに現金化が可能です。
国内には、24時間365日、日本円の即出金に対応している取引所があります。急な資金需要が予想される方や、スムーズな現金化を重視する方は、即時出金が可能な取引所を選びましょう。
暗号資産(仮想通貨)の投資におすすめの取引所は?
仮想通貨の投資におすすめの取引所はbitbankです。bitbankを利用するメリットは以下の通りです。
- 取引高が多い
- アルトコインの板取引が可能である
- コールドウォレットを採用しており、セキュリティが盤石である
- 24時間365日リアルタイムに入金できる
- スマホアプリがあり、スマホ取引も容易にできる
- 仮想通貨のレンディングで報酬を得られる
bitbankは取引高が多く、流動性も高いため、スムーズな取引ができます。また、今回、ランキング形式でご紹介した15銘柄は、すべてbitbankで購入できます。
ビットコインだけでなくアルトコインも手数料を抑えて取引したい方や、セキュリティの高さを重視する方は、bitbankで口座開設しましょう。
取引所を慎重に選びたい方は、以下の記事を参考にしてください。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-exchange-shop
暗号資産(仮想通貨)の買い方3ステップ
暗号資産(仮想通貨)を購入するには、仮想通貨取引所での口座開設が必要です。
仮想通貨取引所bitbankを例に、仮想通貨を買う方法3ステップについて解説します。
- ステップ1:bitbankで口座開設する
- ステップ2:bitbankに日本円を入金する
- ステップ3:bitbankで仮想通貨を購入する
ステップ1:bitbankで口座開設する
暗号資産(仮想通貨)を購入するには、仮想通貨取引所での口座開設が必要です。
まず、bitbankの公式HPからメールアドレスの入力を行い、「無料新規登録」をタップします。登録ボタンをタップすると、登録したメールアドレス宛にbitbankからメールが届きます。
メールの本文に記載されたURLをタップして、新規登録の手続きを完了させましょう。
ステップ2:bitbankに日本円を入金する
bitbankの口座開設が完了したら、仮想通貨を購入するために必要な日本円を入金しましょう。
bitbankアプリを起動後、画面下のメニューから「ウォレット」のアイコンをタップします。続いて、ウォレット画面から法定通貨の「入金」をタップします。
入金方法は銀行振込、コンビニ、クイック入金の3種類です。投資する予定の金額を入力して、入金を完了させましょう。
ステップ3:bitbankで仮想通貨を購入する
仮想通貨は「販売所」または「取引所」で購入できます。販売所と取引所の違いは下記の通りです。
項目 | 販売所 | 取引所 |
概要 | 仮想通貨を運営会社が直接販売 | ユーザー同士が仮想通貨を売買 |
価格 | 運営会社が定める価格 | ユーザーの需要と供給により変動 |
手数料 | 高い(スプレッド) | 低い(取引手数料) |
難易度 | かんたん | 難しい |
対象ユーザー | 投資初心者 | 投資経験者 |
投資を始めるためには、まずbitbankのアプリにログインします。
画面下のメニューから「販売所」をタップします。販売所の画面が開くので、購入したい銘柄を選択し「買う」をタップしましょう。
続いて、購入数量を決めます。日本円で購入したい金額を入力しましょう。bitbankの場合、最低500円から仮想通貨を購入できます。
入力が完了したら「購入確認」ボタンをタップしましょう。内容に問題がなければ「タップで購入」を押すと購入確定です。
暗号資産(仮想通貨)投資を行う際に注意したい項目
暗号資産(仮想通貨)について、十分な知識がないまま投資を行うと資産を失うリスクがあります。
最後に、仮想通貨投資を行う際に注意したい項目について解説します。
- ウォレットアドレスの誤入力
- ボラティリティの高さ
- 詐欺プロジェクト
ウォレットアドレスの誤入力
ウォレットアドレスの誤入力は、仮想通貨を失う原因の一つです。
一度送信されたトランザクションは取り消せないため、ウォレットアドレスが一文字でも間違っていると、資産を失うリスクがあります。
たとえば、送信先のウォレットアドレスに、余計な空白が入ったり一部が欠落したりすると、送信した仮想通貨が間違ったアドレスに送付されています。
誤って送付しないためにも、取引を行う前にウォレットアドレスが正確に入力されているか確認する習慣を身につけましょう。また、少額をテスト送信してから本取引を行うことも一つの対策です。
ボラティリティの高さ
株式や為替と比較しても価格変動(ボラティリティ)が激しい仮想通貨は、タイミング次第で、購入直後に暴落することがあります。
たとえば、ビットコインの価格は2024年7月末から8月6日にかけて、約1週間で20%下落しました。極端な変動により、投資家はパニック売りや不安からの損切りを強いられることがあります。
仮想通貨投資においては、短期的な価格変動に振り回されず、長期的な視点での投資を心がけることが重要です。
仮想通貨のリスクについて詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
詐欺プロジェクト
詐欺プロジェクトに引っかからないためには、信頼できる取引所で購入しましょう。とくにSNSで、魅力的な投資話で詐欺プロジェクトへ勧誘するケースがあります。
詐欺プロジェクトの大半は、国内取引所に上場していない無名の銘柄です。近年は、著名人を装った詐欺プロジェクトが増加しており、投資初心者を中心とした被害が相次いでいます。
詐欺から身を守るためにも、信頼度の高い取引所で取り扱っている銘柄のみ購入し、怪しいプロジェクトには手を出さないようにしましょう。
暗号資産(仮想通貨)投資は国内に上場している取引所がおすすめ
暗号資産(仮想通貨)には、ビットコインやイーサリアムなどのメジャーな通貨から、マイナーな通貨までさまざまな種類が存在します。
仮想通貨の銘柄を選ぶにあたって、失敗しないためにも以下5つの項目を意識しましょう。
- 信頼度や安全性
- 将来性
- 時価総額
- 流動性
- 価格変動率(ボラティリティ)
とくに信頼度や安全性については、貴重な資産を守るために重要な観点です。銘柄選びだけでなく、取引所を選ぶにあたっても重要です。
本記事で紹介したポイントを押さえて、仮想通貨投資を始めてみましょう。