エンジンコイン(ENJ)とは、世界最大級のゲームコミュニティプラットフォームとして、オンラインゲームに特化したサービスを提供するプロジェクトです。ENJは、エンジンブロックチェーン上でのガバナンス投票、ステーキング、決済、およびENJの価値に裏付けされたゲーム内アイテムの生成に使用することができます。
通貨記号 | ENJ |
提唱者 | Enjin |
発行上限 | 10億枚 |
承認方式 | PoS |
ハッシュアルゴリズム | Keccak-256 |
発行日 | 2017年11月 |
ビットバンク取扱開始日 | 2022年4月26日 |
公式サイト | |
ソースコード |
エンジンは、2017年11月にENJを発行し、ブロックチェーンを基盤にしたオンラインゲームの開発プラットフォームの先駆けとなりました。2020年2月、イーサリアム上でエンジンプラットフォームを立ち上げ、開発者がブロックチェーンアプリを容易に構築できるようにしました。
2021年8月、エンジンは新たなプロジェクトとしてエフィニティを立ち上げ、新たにエフィニティトークン(EFI)を発行しました。しかし、2023年9月にENJとEFIは統合され、新たなプロジェクト「エンジンブロックチェーン」上で新たにENJが発行されました。
エンジンブロックチェーンは、ゲームやプラットフォームの開発者が独自のブロックチェーン開発にリソースを投じることなく、エコシステムを構築できる環境を提供することにより、Web3の広範な採用を目指しています。
エンジンでは、エンジンクラフト(エンジン版のマインクラフト)をはじめ、数多くのNFTゲームがローンチされています。ゲームで遊びながらENJを稼ぐことができます。また、ゲームで得たNFTをそのままマーケットプレイスで売却することができるので、ゲームで遊びながらお金を稼ぐこと(Play to Earn)ができます。
初期発行時において、イーサリアムネットワーク上のENJ(ERC20)の供給量は10億枚であったものの、2023年9月13日のエンジンブロックチェーンのローンチに伴い、ENJの供給量は17.5億枚となりました。17.5億枚の内訳としては、ERC20のENJの1対1の移行分として10億枚、EFIの4対1の移行分として5億枚、早期移行報酬分として2.5億枚となっています。
また、移行後のENJは、発行枚数の上限が設定されていません。年間のインフレ率は4.8927482%に設定されており、この新規発行分はバリデーターなどへの報酬として使用されます。このような仕組みは、ネットワークのセキュリティと活動を促進するために設計されています。
※なお、当社で取扱するイーサリアムネットワーク上のENJの発行上限は10億枚となります。
エンジンブロックチェーンには、ユーザー体験を向上させるためのいくつかの特徴的な機能が備わっています。例えば、「Fuel Tanks」は開発者が取引手数料を補助することができる機能です。また「Discrete Accounts」機能を利用することにより、ユーザーは専用のウォレットをダウンロードすることなくエンジンブロックチェーンを利用することができます。これらの機能により、エンジンブロックチェーンは使いやすさを追求しつつ、NFTの新しい可能性を開拓しています。
ENJは、プロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用することができます。
ENJは、ネットワークの安全性強化のためにステーキングに使用でき、その貢献の対価として報酬を得ることできます。
ENJは、エンジンブロックチェーン上での取引手数料として使用することができます。
ENJは、ゲーム内アイテムの生成に使用することができます。
ENJは、イーサリアムネットワークを含む複数のネットワーク上で流通している暗号資産です。
当社は、イーサリアムネットワーク上のENJを取扱っております。
そのため、イーサリアムネットワーク以外からの預入・引出には対応いたしかねますのでご注意ください。ENJの入出金を行う際には、誤送付を防止するために、必ずイーサリアム(ERC20)ネットワークを選択してください。