オプティミズム(OP)とは、イーサリアムのレイヤー2としてスケーラビリティ問題を軽減させるために開発されたプロジェクトです。OPは、DAOプロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用することができます。
通貨記号 | OP |
発行者 | Optimism |
発行上限 | 無し |
承認方式 | 無し |
発行日 | 2022年5月31日 |
ビットバンク取扱開始日 | 2023年12月14日 |
公式サイト | |
ホワイトペーパー | |
ソースコード |
オプティミズムは、2019年6月に初めて「Optimistic Rollup」の概念を導入してイーサリアムのレイヤー2としてスケーラビリティ問題を軽減させるために開発されました。その後、2019年10月にテストネットが公開されました。
2021年10月には、EVM(Ethereum Virtual Machine)と互換性のあるメインネットがローンチされました。同年、メインネットを一般公開し、2022年5月31日にはOPのエアドロップが実施されました。
オプティミズムは、イーサリアムのレイヤー2としてスケーラビリティ問題を軽減させ、より安価でより高速な取引の提供を目指しています。
オプティミズムは、イーサリアムのレイヤー2として分散型アプリケーション(dApps)が安価な手数料で高速な取引を実現できるように設計されています。アービトラムは、複数の取引を1つの取引にまとめ、レイヤー1のイーサリアムのブロックチェーンに書き込むことで、取引記録を処理するための効率性を高めています。
同じレイヤー2のプロジェクトとして、アービトラムが比較対象に挙げられ、レイヤー2上における不正な取引の検出方法や証明方法(Fraud proofs)に違いがあります。オプティミズムでは、検出や証明のための処理は比較的高速ですが、手数料が高いという特徴があります。
OPの最大供給量は約42.9億枚で設定されており、その後の新規発行分における年間インフレ率は最大2%に設定されています。これは、OPの供給量が時間の経過とともに徐々に増加されていくことを意味しております。
また、OPのインフレ率についてはガバナンス投票で変更することもできます。
OPは、DAOプロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用することができます。
OPは、OP Mainnet(旧 Optimism)ネットワークを含む複数のネットワーク上で流通している暗号資産です。
当社では、取扱い開始時点においてはOP Mainnet(旧 Optimism)ネットワーク上のOPを取扱っております。
そのため、OP Mainnet(旧 Optimism)ネットワーク以外からの預入・引出には対応いたしかねますのでご注意ください。OPの入出金を行う際には、誤送付を防止するために、必ずOP Mainnet(旧 Optimism)ネットワークを選択してください。