オアシス(OAS)とは、ゲームに特化したパブリックブロックチェーンプロジェクトとして、高速かつトランザクション手数料無料のゲーム体験をユーザーに提供することを目指しており、バリデータにはスクウェア・エニックス、セガ、バンダイナムコ研究所、Ubisoftなどの国内外大手ゲーム会社が参加しています。OASは、L1(レイヤー1)上におけるトランザクション手数料の支払い、ステーキング、ガバナンス投票などに使用することができます。
通貨記号 | OAS |
提唱者 | Oasys Pte. Ltd. |
発行上限 | 10,000,000,000 枚 |
承認方式 | PoS |
ハッシュアルゴリズム | Keccak-256 |
発行日 | 2022年9月29日 |
ビットバンク取扱開始日 | 2023年4月3日 |
公式サイト | |
ホワイトペーペー | |
ソースコード |
オアシスは、2022年2月に発足したゲームに特化したブロックチェーン・プロジェクトであり、業界トップクラスのゲーム開発者とWeb3企業・団体によって設立されました。2022年7月には約25億円の資金調達に成功し、2022年12月にオアシスのメインネットがローンチされました。
オアシスは「ゲームのためのブロックチェーン」をコンセプトとして掲げ、ブロックチェーンゲーム開発者およびユーザーに対して優れたユーザー体験を提供しています。現在、誰もがソーシャルメディアを利用するように、誰もがメタバースに参加する未来として「マルチバース時代」をリードし、マルチバースのハブとなることを目指しています。
オアシスは、ゲームのプレイヤーがトランザクション手数料を支払わずにゲームを楽しむことができるといった特徴があります。これは、「オアシスアーキテクチャ」と呼ばれる独自構造により実現されています。オアシスは「Hubレイヤー(レイヤー1)」と「Verseレイヤー(レイヤー2)」の2つのレイヤーで構成されており、Verseレイヤーでは、Verse Builderのみがトランザクション手数料を負担する仕組みとなっています。ゲーム開発者がVerseレイヤー上に独自のブロックチェーンであるVerseを構築することで、ゲームに関するトランザクション手数料を負担し、ユーザーにトランザクション手数料無料のゲーム体験を提供できる仕組みとなっています。
オアシスプロジェクトは、2018年から、ブロックチェーンゲームやNFTの領域に携わり、My Crypto Heroesなど多くのゲームを開発してきたメンバーを中心に構成されています。また、初期バリデータには、SEGA、スクウェアエニックス、GREE、バンダイナムコ研究所、gumi、Yield Guild Games(YGG)、Crypto Games、Astar Network、doublejump.tokyoなど、ゲームや暗号資産、ブロックチェーン関連の大手有名企業21社が参加しています。直近では2023年2月にソフトバンクもバリデータとして参加表明をしました。
OASは、エコシステム上の主要通貨として機能し、ゲーム内外でのマイクロペイメントやトランザクション手数料の支払いに使用されます。
OASは、ネットワーク運営のためのステーキングに使用されます。コンセンサスアルゴリズムにプルーフ・オブ・ステーク(PoS)を採用しているため、ステーキングしたOASの数量に応じてブロック生成者が決定されます。OASのステーキングを行い、ネットワークの運営に貢献することで、ステーキング報酬としてOASを受け取ることができます。なお、バリデーター契約を介して1,000万OAS以上をステーキングすることで、誰でもバリデーターになることができます。
OASは、プロジェクトの意思決定に参加するためのガバナンストークンとして使用されます。例えば、OASの発行数量の変更やステーキングを通じたインフレ率の変更、プロジェクト資金の用途など、プロジェクトの運営に関するガバナンス提案に対して投票することができます。
当社はこれまでEthereumやその他のEVM対応チェーンに対して共通の預入アドレスを提供してきましたが、Oasysチェーンについては技術的な制約から、Oasys専用の預入アドレスを提供しております。誤ってOasys専用の預入アドレス以外に送金された場合、反映・回復処理を行うことはできませんので、ご注意ください。