カルダノ(ADA)とは、スケーラビリティ、相互運用性、サステナビリティの実現を目的としたスマートコントラクトプラットフォームです。ADAは、ブロックチェーンのセキュリティと分散性の向上のためのステーキングに使用できるだけでなく、将来的にはプラットフォーム上のさまざまなアプリケーションやサービスにも使用されることが想定されております。
通貨記号 | ADA |
提唱者 | Cardano Foundation |
発行上限 | 45,000,000,000枚 |
承認方式 | PoS |
ハッシュアルゴリズム | SHA-256 |
発行日 | 2017年9月 |
ビットバンク取扱開始日 | 2022年10月3日 |
公式サイト | |
ホワイペーパー | |
ソースコード |
カルダノとは、イーサリアムなどと同様、分散型アプリケーションを開発するためのスマートコントラクトプラットフォームとして、2015年にイーサリアムの共同創立者の1人Charles Hoskinsonによって考案され、2017年9月にADAは新規発行されました。
カルダノは、金融サービスにアクセスすることができていない人々に対して、世界規模で信頼できる安全な金融サービスを提供するため、スケーラビリティ、相互運用性、サステナビリティの実現を目的としています。
カルダノでは、スケーラビリティやサステナビリティを実現するため、独自の技術と数学的に検証されたメカニズム、行動心理学、経済学を組み合わせたOuroborosを取引の承認方式として採用しています。
Ouroborosでは、PoS方式における取引の承認者(マイナー)選定のランダム性を高めることで、51%攻撃等からブロックチェーンを保護しています。また、ブロックチェーンの持続可能性を維持するため、ADAを利用したステーキングによるインセンティブメカニズムを備えています。
カルダノにおけるブロックチェーンの開発や利用の促進は、3つの組織により進められており、それぞれ以下の役割を担っています。
Cardano Foundation(カルダノ財団)
Cardanoブロックチェーンのエコシステムの管理・監視、技術の保護・推進などの役割を担っています。
Input Output Global(IOG)
暗号資産技術の研究や開発を行い、カルダノブロックチェーンの設計や技術、プラットフォームの研究や開発などの役割を担っています。
Emurgo(エマーゴ)
カルダノブロックチェーンの普及を推進し、開発者、スタートアップベンチャー、企業、政府機関に、カルダノブロックチェーンの技術ソリューション提供等の役割を担っています。