ビルドアンドビルド(BNB)とは、バイナンスプラットフォームおよびBNB Chainのエコシステムを支えるプロジェクトです。BNBは、バイナンスプラットフォーム上におけるサービス利用時のみでなく、BNB Chain上での決済ならびにステーキングに利用することができます。
通貨記号 | BNB |
発行者 | Binance |
発行上限 | 200,000,000 枚 |
承認方式 | PoA |
発行日 | 2017年6月26日 |
ビットバンク取扱開始日 | 2023年10月23日 |
公式サイト | |
ホワイトペーパー | |
ソースコード |
ビルドアンドビルドは、バイナンスプラットフォームを支えるプロジェクトとしてはじまり、取引手数料の割引に使用することができる暗号資産として、2017年6月26日にEthereum上でBNBが発行されました。
その後、2019年4月18日にBNB Beacon Chain(旧:Binance Chain)に移行され、2020年9月1日にはBNB Smart Chain(旧:Binance Smart Chain)でも流通されるようになりました。この2つのチェーンを総称してBNB Chainと呼ばれています。
現在では、バイナンスプラットフォームのみならず、BNB Chainのエコシステムを支えるプロジェクトとなっています。
ビルドアンドビルドは、オープンソースかつコミュニティを中心とした分散型エコシステムの普及を目指しています。
BNB Beacon ChainとBNB Smart Chainにはそれぞれに異なる役割が存在します。
* BNB Beacon Chain:
* ネイティブブロックチェーンとして、BNBを利用したガバナンス投票およびステーキングなどのユーテリティを提供しています。
* BNB Smart Chain:
* EVM(Ethereum Virtual Machine)互換のブロックチェーンとして、BNB Beacon Chainと並行して稼働しており、複数のチェーンに対応するコンセンサスレイヤーおよびハブとしての機能を提供しています。
バイナンスはBNBの総供給量の一部を定期的にバーン(焼却)する仕組みを採用しております。
以前は四半期毎に手動でBNBをバーンしておりましたが、現在はオートバーン機能により、BNBの価格とBNB Chain上で生成されたブロック数に基づいて、バーンの数量を自動的に調整しています。
最終的にはBNBの総供給量の50%をバーンすることを目指しています。
BNBの保有者は、バイナンスプラットフォーム上におけるサービス利用時に利用することができます。
また、BNB Chain上のガストークンとしてトランザクションの決済に利用することができます。
BNBの保有者は、投票委任プロセスを通じてバリデーターに投票し、ステーキング報酬を受け取ることができます。
BNBの保有者は、BNB Chainに関わるガバナンス提案を提出することができます。
また、ネットワークパラメーター、スラッシング量、クロスチェーン転送手数料、ソフトウェア更新などのガバナンス提案に対し、投票することができます。