ポリゴンエコシステムトークンとは、ブロックチェーン上における取引の処理性能を向上させ、コスト削減を目指すイーサリアム上のサイドチェーンプロジェクトです。POLはPolygonネットワーク上でガバナンス投票やステーキング、取引手数料の支払いに使用することができます。
通貨記号 | POL |
提唱者 | Polygon Technology |
発行上限 | 無し |
承認方式 | PoS |
発行日 | 2023年10月25日 |
ビットバンク取扱開始日 | 2024年9月4日 |
公式サイト | |
ホワイトペーパー | |
ソースコード |
ポリゴンは、2017年に設立されたプロジェクトです。当初は「Matic Network」という名称でスタートし、2020年5月にメインネットをローンチしました。
そして、2021年2月に「Polygon」へと名称を変更し、マルチチェーン・スケーリング・ソリューションを提供するプラットフォームへと進化しました。
2024年には、新たなネイティブトークン「POL」の導入が提案され、「Polygon 2.0」と呼ばれる大規模なアーキテクチャの再設計が進められています。
ブロックチェーン上のスケーラビリティと流動性を向上させるとともに、ゼロ知識証明技術を活用して複数のチェーン間での安全な相互運用を実現することを目指しています。
また、ガバナンスの強化やPOLへのアップグレードを通じて、より分散型で効率的なネットワークを構築し、ユーザーや開発者にとって使いやすい環境を提供します。
Polygon 2.0では、他のネットワークとのクロスチェーン取引を可能にします。これにより、ユーザーは使用するチェーンを意識することなく、瞬時かつ安全な取引を行うことができます。
Polygon Labsによると、Polygon 2.0は理論上、無制限の数のチェーンをサポートでき、無限のスケーラビリティと一体化した流動性を提供することが可能になるとのことです。
POLには、最大発行量が設定されておらず、予め定められたレートで新規発行されるように設計されています。初期供給量は100億POLで、年間の新規発行率は2%に設定されています。
POLは、プロジェクトの運営や意思決定に関わるガバナンス投票に使用できます。
POLは、ステークすることでネットワークの安全性強化に貢献でき、その対価として報酬を得ることできます。
POLは、Polygonネットワーク上で取引手数料の支払いに使用できます。
POLは、Polygonネットワークを含む複数のネットワーク上で流通している暗号資産です。
当社では、取扱い開始時点においてはPolygonネットワーク上のPOLを取扱いしております。
そのため、Polygonネットワーク以外からの入出金には対応いたしかねますのでご注意ください。POLの入出金を行う際には、誤送付を防止するために、必ずPolygonネットワークを選択してください。