AIディスラプション懸念続きBTC反落 FOMC議事要旨は無難にこなすか

17日のビットコイン(BTC)円は1059万2726円から取引が始まった。東京時間序盤は1060万円絡みで小動きだったものの、米株先物が軟化するなか、BTCも連れ安となり、1040万円近辺まで水準を下げた。欧州勢参入後も持ち直す切っ掛けに乏しく、小緩む展開が続くと、米主要株価指数が寄り付きから下落したことで、米国時間序盤には1025万円まで一段安を演じた。ただ、株価指数の下落が一服すると、BTCは1045万円近辺まで反発。その後も上値の重い展開は続いたが、米商品先物取引委員会(CFTC)のゼリグ委員長から暗号資産(仮想通貨)の市場構造法案が成立目前との発言もあり、下値は堅かった。今朝方にかけては1045万円からジリ安に推移し、終値は1035万1168円となった。


AIディスラプションへの懸念は昨日も続き、BTCも軟化した。ただ、想定に反してナスダックは直近安値を割り込んだものの、下げは主にソフトウェア関連株に集中しており、指数は安値から反発している。米株も完全に復調したわけではないが、そろそろ下落に歯止めが掛かる兆しもある。現物ビットコインETFからの資金流出も先週末から止まっており、BTCは引き続き安値圏での値固めが続くだろう。他方、明日未明には1月のFOMC議事要旨が公表される。前回のFOMC会合では景気の緩やかな拡大と失業率の安定から政策金利の据え置きが決定されており、BTCにとって支援材料はあまり期待できないと言えるが、会合以降もインフレの鈍化傾向は続いていることから、「データ次第」というスタンスが再確認されれば、売り材料ともならないと考えられる。



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bitbank Report 2026/02/18:AIディスラプション懸念続きBTC反落 FOMC議事要旨は無難にこなすか












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