レンダー(RENDER)とは、分散型クラウドレンダリングサービスを提供するプロジェクトです。RENDERは、サービス利用時における支払いや、運営方針に係るガバナンス投票に使用できます。
通貨記号 | RENDER |
発行者 | Render |
発行上限 | 644,245,094 枚 |
承認方式 | PoS |
発行日 | 2017年10月5日 |
ビットバンク取扱開始日 | 2023年9月7日 |
公式サイト | |
ホワイトペーパー | |
ソースコード | https://explorer.solana.com/address/rndrizKT3MK1iimdxRdWabcF7Zg7AR5T4nud4EkHBof/metadata |
分散型クラウドレンダリングサービスの提供を目的として、Jules Urbach氏によって2016年に設立され、2017年10月にRNDR(旧称)は発行されました。2020年4月には、GPUを活用したレンダリングサービスを開始し、その支払い手段としてRNDRが使用されるようになりました。
2023年11月には、プラットフォームの技術基盤がEthereumチェーンからSolanaチェーンに移行しました。この移行により、以下のような効果が期待されています:
また、この技術移行に伴い、暗号資産の名称もRNDRからRENDERへと変更されました。
GPUの計算能力を必要とするアーティストやスタジオと、GPUを提供するマイニングパートナーをつなぐことを目指しています。
Render Networkの利用者は、OctaneRender Cloud(ORC)や対応ツールを活用することで、迅速かつコスト効率良くGPUレンダリングを行えます。一方、GPU提供者は、自身のGPUを貸し出すことで報酬としてRENDERを受け取る仕組みです。
GPU提供者は「Tier」と呼ばれる特定のグループに参加する必要があります。このグループへの参加を通じて、自身のGPUパワーを提供し、レンダリングエコシステムに貢献できます。その対価として、報酬としてRENDERを受け取る仕組みです。
Render Networkのノードの稼働状況や、各ノードが提供するレンダリングパワーは、サービスを利用する前にサービスページ上で確認できます。
RENDERは、レンダリングサービスの利用時にGPUパワーの提供者に対する支払いに使用できます。
RENDERは、運営方針に係るガバナンス提案「Render Network Proposal(RNP)」に使用できます。
Ethereumネットワーク上のRNDRをSolanaネットワーク上のRENDERに移行する際、Render Network Foundationは以下の方法での移行を推奨しています。
なお、ビットバンクで保有しているRNDRについては、お客様側での移行対応は不要です。