weeklybitcoinreview:反発の兆しも長期は下落継続か【オンチェーン・先物動向解説】

今週の値動き

- 今週のビットコインは2月16日の1054万円から取引が始まりました。今週も上値が重い動きとなり、週の後半まで下落のトレンドラインを形成しました。今週の安値は1020万円を記録し、1000万円近辺を試す動きになりました。一方、安値を付けた後から買い戻しが入り、トレンドラインを上に抜ける上昇を見せました。短期的には上昇する余地が出てきました。先週の高値1070万円近辺までは戻す展開も予想されます。
今週のデリバティブ市場
1.無期限先物取引の資金調達率

ビットコインの無期限先物取引における資金調達率(FR)は、足元でプラスで推移しています。価格が1000万円近辺で推移している時は、大きくマイナスで推移していましたが、現在は0.05%近辺で推移しています。相場の反発を狙ったロングポジションが増加していることを示しています。
2.3ヶ月先の先物価格乖離率

- 3ヶ月先の先物取引価格と現物価格の乖離率は3%台を回復しました。相場の下落時には2.5%近辺まで下落する動きがありましたが、乖離率は上昇傾向となっています。先物市場では長期的には価格の回復を予想する投機家が増加し、徐々に買いが入ってきています。
今週のオンチェーン
1.取引所保有のBTC推移
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- 取引所が保有するBTCの数量は今週は下落傾向となっています。先週は上昇する動きもありましたが、足元では取引所から現物が流出しています。現物の売りが一巡した可能性を示唆しています。
2.長期投資家ポジション変化

- 同指標は、長期で保有されているビットコインの数量の変化になります。まだマイナスでの推移となっていますが、足元では上昇する動きがみられ、長期で保有されるビットコインが増加していることを示しています。同指標が上昇する動きは久々の動きとなっており、徐々に需給が改善し始めている可能性があります。
3.長期投投資家MVRV
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- 同指標は相場の天井と底を示唆する指標に使われるものとなります。下落トレンドの底では指標が1を下回る傾向があります。現在は1.6で推移しており、下落トレンドが終了したと判断するのは難しい状況です。MVRVはまだ下落余地を示唆しており、長期では下落トレンドの継続を示唆しています。
まとめ
- 今週のビットコインは下落トレンドが継続する中で1020万円まで下落しましたが、その後は買い戻しが入り、短期的には反発の兆しが見られます。テクニカル的にはトレンドラインを上抜けており、まずは先週高値の1070万円付近までの戻りが意識される局面です。
- デリバティブ市場では、資金調達率(FR)がプラス圏へ回復し、3ヶ月先物の乖離率も上昇していることから、投機筋のセンチメントは改善傾向にあります。短期的な反発を狙うロングポジションが増加している状況です。
- オンチェーンデータでは、取引所保有BTCが減少傾向となり、売り圧力の緩和を示唆しています。また、長期投資家の保有量も増加の兆しが見られ、需給改善の初期段階に入っている可能性があります。
- 一方で、長期投資家MVRVは1.6と依然として高水準にあり、過去の底値圏と比較すると調整余地が残されています。短期反発の可能性はあるものの、長期トレンドが明確に転換したと判断するには慎重さが必要な局面です。











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