ビットコイン(仮想通貨)はいくらから買える?少額から取引を始める方法を解説
ビットコイン(Bitcoin)は仮想通貨の中でも知名度の高い通貨で、ブロックチェーン技術を活用したセキュリティの高さが特徴です。ただ、ビットコインは2023年10月時点で1BTCあたり約400万円と高額なので、そもそも買えるのか疑問に思ってしまいます。本記事ではビットコインの購入価格や将来性を中心に解説しています。
ビットコイン(仮想通貨)はいくらから買える?
結論、ビットコインを含む仮想通貨は、小数点以下の単位から購入できます。ビットコインの最小取引単位は仮想通貨取引所によって異なり、2023年10月時点で0.0001〜0.001BTC(約400円~)から購入可能です。
ただ、ビットコインを含む仮想通貨は価格変動が大きいため、時間の経過で購入できる金額が変化します。売買のタイミングを逃さないためにも、定期的にチャートをチェックしておきましょう。
ビットコインは1,000円でも利益を出せる?
ビットコインは1,000円からでも利益を狙えます。ビットコインは、世界情勢や著名人の発言などで価格が大きく変動しています。そのため、価格変動のタイミングを事前に把握して投資すれば、大きな利益を得られる可能性があるのです。
ただ、投資初心者がいきなり仮想通貨の買い時を見極めるのは困難です。損失が発生しても生活に影響が出ない金額から始めましょう。
ビットコインは今からでもチャンスはある!将来性について解説
ビットコインは2009年に誕生してから10年以上経過していますが、今から投資しても遅くはないと考えられています。ここからは、ビットコインの将来性について解説していきます。
専門家や金融機関によるポジティブな予測が報告されている
ビットコインの将来性を予測した専門家や金融機関などの報告をまとめました。
機関・著名人・AI | 予測内容 |
米大手投資銀行JPモルガン | 長期的に見て、 |
米大手投資銀行ゴールドマンサックス | 将来的に1ビットコインが10万ドルに到達する |
PayPal創業者ピーターティール | 将来的に100倍以上の価値になる |
ロバートキヨサキ | 2025年に50万ドルを超える |
DigitalCoinPrice(AI予測) | 2年後の2025年には9万ドル、 |
あくまでも予想なので確実な情報ではありませんが、大手投資銀行や著名人の予測から、今からビットコインに投資しても遅くないといえます。
実用化に向けた開発が進められている
ビットコインは投資対象としての価値だけではなく、モノやサービスを購入できる通貨としての価値もあります。2023年10月現在、以下のような世界的企業がビットコイン決済を取り入れています。
- バーガーキング
- ピザハット
- スターバックス
- ペイパル
- コカコーラ
ビットコイン決済が日常生活に普及すると、世間からの認知度も上がり価値が安定するかもしれません。ビットコイン決済の今後に期待しましょう。
法定通貨として利用する国がある
ビットコインはエルサルバドルや南アフリカ共和国などで、法定通貨として利用されています。
しかし、法定通貨としては約2年しか経過していないため、まだまだ安定しているとはいえません。今後の世界的な普及に期待しましょう。
ビットコインETFが誕生する可能性がある
ビットコイン決済や法定通貨としての利用だけでなく、今後ビットコインETF(Exchange Traded Fund:上場投資信託)が誕生する可能性もあります。事実、アメリカの大手投資運用会社であるブラックロックやフィデリティが、ビットコインETFを証券取引委員会に申請しました。
ETFとして購入できるようになると、多くの投資家がビットコイン市場に参入するので、さらにビットコインの価値が上昇することが予想されます。ビットコインETFの誕生に期待しましょう。
ビットコインの今後に関する情報は、以下の記事も参考にしてみて下さい。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/cryptocurrency-future
ビットコイン(仮想通貨)を購入する前に知っておきたい4つのポイント
ビットコイン(仮想通貨)には、購入する前に知っておきたいポイントがあります。利益を獲得するための重要なポイントなので、取引前に理解してからビットコイン投資を始めましょう。
過度な投資は避ける
ビットコイン取引に慣れないうちは、過度な投資を避けましょう。知識や経験が不十分である投資初心者の方がいきなり大きな金額で取引すると、多額の損失につながるかもしれません。
最初は少額から始めて、ビットコイン投資に慣れてきたら徐々に投資額を増やしましょう。
取引やチャート分析に関することは、以下の記事も参考にして下さい。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/kyokasho-knowhow
ビットコイン(仮想通貨)に関しての勉強が必要
取引に関する正しい判断をするためにも、ビットコイン投資前に仮想通貨やチャート分析に関する知識を身につけておきましょう。例えば、ビットコインの価格は過去に何度か暴落しています。投資する前に暴落の原因を勉強しておくと、同じような出来事が起きてもすぐに対応できるかもしれません。
ニュースやSNSの情報だけを参考にしてビットコイン(仮想通貨)を購入するのではなく、取引経験に基づく根拠のある投資を目指しましょう。
価格の変動(ボラティリティ)が大きい
ビットコイン(仮想通貨)は価格の変動(ボラティリティ)が大きいです。ボラティリティが大きくなると利益が増える反面、損失リスクも高くなります。
そのため、初心者の方はいきなり大金を投資するのではなく、少額からの投資をおすすめします。投資に関する知識や経験を積んでから、金額を大きくするとよいでしょう。
ハッキングのリスクがある
仮想通貨取引所は資産をすべてデジタル上で管理するため、ハッキングされる可能性があります。実際、過去にいくつかの取引所がハッキングを受けて、数億〜数十億円の仮想通貨が流出しました。
近年、仮想通貨取引所のセキュリティは強化されてきていますが、デジタル資産という特性上、ハッキングの可能性が100%ないとは言い切れません。仮想通貨を管理する場所を分散させたり、通貨自体をインターネットから切り離したりして、ハッキングの被害を最小限に抑えましょう。
ビットコイン(仮想通貨)投資で利益を伸ばすコツ
ビットコイン(仮想通貨)の購入が投資のゴールではありません。ビットコインで利益を獲得するためには、取引のコツを理解して活かす必要があります。ここからは、ビットコイン投資で利益を伸ばすコツについて解説します。
長期保有で将来の値上がり益を期待する
ビットコインの長期投資は、一定期間あらかじめ決めた金額を投資する方法です。条件に従って投資するだけなので、初心者の方でも簡単に始められます。
長期投資は「価格が高いときは少なく、安いときは多くの銘柄」を購入できるため、長期的にみると安定した通貨量と利益を確保できるのです。ビットコインの長期投資による利益の獲得例を紹介します。
年月日 | 1BTCの価格 |
2020/10/13 | 約120万円 |
2023/10/13 | 約400万円 |
投資初心者でなにから始めたらよいかわからない方は、まず長期投資から始めてみるとよいでしょう。
積立投資でリスクを抑えつつ運用する
積立投資は長期間一定の金額を投資する「ドルコスト平均法※1」を採用しているため、損失リスクを抑えつつ効率的に投資できます。
※1 価格が低いときの購入数は増加、高いときは購入数が減少する投資方法
短期間で大きな利益は出せませんが、リスクの低い投資を長期間実施できます。初心者の方におすすめの手法なので、ぜひ参考にしてみてください。
レバレッジを効かせる
以下表のように投資額にレバレッジを効かせると、通常の取引以上のリターンが狙えます。
レバレッジ | 投資額 | 売却額 | 利益 |
なし(1倍) | 10,000円 | 15,000円 | 5,000円 |
2倍 | 10,000円 | 20,000円 | 10,000円 |
ただ、レバレッジを効かせるとリターンが増える一方、損失リスクも増えてしまいます。投資初心者の方はいきなりレバレッジを効かせずに、投資経験を積んでから実践してみましょう。
多様なトレード方法で運用する
仮想通貨の取引に慣れてきたら、以下のようなトレード方法を試すのもよいでしょう。
取引手法 | 内容 |
スキャルピング | 数秒〜数分に1回取引する手法。 |
デイトレード | 1日に複数回の取引を行い、日を跨ぐことなく通貨を売買する手法。スキャルピングより1回あたりの取引時間は長い。 |
スイングトレード | 数日〜数週間保有し、中期的な価格の変動を狙う手法。 |
スキャルピングやデイトレードは1日に何度も取引を行うため、取引手数料が通常の取引よりもかさんでしまいます。上記の取引方法を一度試してみて、あなたに合った方法を見つけてみましょう。
ビットコイン(仮想通貨)の取引方法を簡単3ステップで解説
ビットコイン(仮想通貨)の取引の手順は以下のとおりです。本章ではbitbankを例に、それぞれのステップについて解説します。
- 取引所に口座を開設
- 日本円を口座に入金
- ビットコイン(仮想通貨)を購入
1.取引所に口座を開設
ビットコイン(仮想通貨)取引を実施するためには、仮想通貨取引所の口座を開設する必要があります。bitbankでは以下の手順で口座開設できます。
- 取引所の新規登録画面にアクセスする
- メールアドレスを登録する
- 住所や氏名などの個人情報を入力する
- 取引の目的や職業などの情報を入力する
- 本人確認書類を提出する
本人確認書類の提出までスマホで完結するため、数分程度で完了します。
2.日本円を口座に入金
口座を開設したら、お持ちの銀行口座から日本円を入金しましょう。bitbankの場合、GMOあおぞら銀行ネット銀行または住信SBIネット銀行のみ対応しています。入金はアプリやブラウザから簡単に実行できます。
3.ビットコイン(仮想通貨)を購入
入金が完了すると、アプリやブラウザからビットコイン(仮想通貨)を購入できるようになります。
仮想通貨取引所には「販売所」と「取引所」の2種類があります。シンプルな操作性を求める方は「販売所」、幅広い注文方法を活用したい方は「取引所」を選択するとよいでしょう。
販売所と取引所の違いについては、以下の記事も参考にして下さい。
https://bitbank.cc/knowledge/column/article/bitbankplus-column-howtochooseexchange
ビットコイン(仮想通貨)の価格に関するよくある質問
最後に、ビットコイン(仮想通貨)に関する質問を紹介します。
- ビットコインはいくらから売れますか?
- ビットコインは1枚何円ですか?
- ビットコインを10万円買った場合10年後に何倍になりますか?
ビットコインはいくらから売れますか?
購入時と同じく、取引所や販売所ごとに定められた最小単位で取引します。bitbankの場合は0.0001BTCから売却可能です。
ビットコインは1枚何円ですか?
2023年10月現在、ビットコインは1枚(1BTC)あたり約400万円です。ただし、将来的に価格が大きく変わる可能性もあるため、リアルタイムのチャートを都度確認するとよいでしょう。
ビットコインを10万円買った場合10年後に何倍になりますか?
以下の条件で、10万円で購入したビットコインの10年後の価格を計算してみましょう。
年月 | 投資額 | 保有ビットコイン数 | ビットコイン価格 |
2013年10月 | 10万円 | 約7.69BTC | 1BTC = 約1.3万円 |
2023年10月 | - | 約7.69BTC | 1BTC = 約400万円 |
上記の条件で計算すると、2013年10月に投資した10万円は、2023年10月には約3,077万円となります。
ビットコイン(仮想通貨)をいくらから買えるか理解して少額から始めてみよう
ビットコイン(仮想通貨)1枚の価格は数百万円と高額ですが、仮想通貨取引所では小数点単位から購入できます。bitbankの場合、0.0001BTC(約400円)から購入可能です。
初心者の方は、損失リスクを抑えるために少額から取引を始めて、投資に慣れてきたら徐々に金額を増やしてみましょう。また、ビットコイン(仮想通貨)の取引には、仮想通貨取引所の口座開設が必要です。口座をお持ちでない方は、本記事を参考に開設してみてください。