【2023年最新】XRP(リップル)の買い方は?手数料や将来性も解説!
XRP(リップル)はアメリカのリップル社が開発した仮想通貨です。XRP(リップル)はビットコインと比べて知名度が低いため、購入方法がわからない方も多いでしょう。
XRP(リップル)の買い方がわからないままだと、利益獲得のチャンスを逃してしまう可能性があります。
本記事ではXRP(リップル)の買い方や手数料、将来性などを解説します。XRP(リップル)の購入方法を理解して、投資を始めたい方は参考にしてみてください。
XRP(リップル)の特徴
XRP(リップル)は、アメリカに本拠地を置く「Ripple, Inc.(リップル社)」で開発された仮想通貨です。
XRP(リップル)は、銀行間送金向けの国際送金プラットフォーム「RippleNet(リップルネット)」上でも使用されています。そのため、XRP(リップル)には通貨としての機能だけでなく、国際送金において、通貨同士を繋げる役割もあるのです。
まずは、XRP(リップル)の特徴から押さえていきましょう。
- 国際送金を安価かつ迅速に行える
- リップル社が中央管理者となっている
- 発行上限数量は1,000億XRPに設定されている
3つともXRP(リップル)独自の特徴ですので、購入を検討している方は参考にしてみてください。
国際送金を安価かつ迅速に行える
XRP(リップル)を活用したRippleNet上では、他の仮想通貨と異なる独自のアルゴリズムを採用しており、国際送金を低コストかつ迅速に行えます。
さらに、送金コストも低いため「国際送金ネットワーク」として世界中から注目されています。
日本3大メガバンクの一つである「三井住友銀行」と国際送金の違いは、以下表のとおりです。
三井住友銀行 | RippleNet | |
送金時間 | 3〜5日程度 | 3〜5秒 |
送金コスト | 3,000〜3,500円 | 0.03円 |
RippleNetは銀行など従来の送金方法と比べると、送金時間が早くコストも安いです。今後の普及次第では、XRP(リップル)の価値を高める要素になることが予想されます。
リップル社が中央管理者となっている
仮想通貨は非中央集権での管理(中央管理者が存在しない)が一般的です。一方、XRP(リップル)は、民間企業の「リップル社」が管理しています。
リップル社は、XRP(リップル)供給量の調整やサーバー管理などを行っており、価格を正常に保つ役割を担っています。
発行上限数量は1,000億XRPに設定されている
XRP(リップル)の発行上限は、1,000億XRPまでと決められています。
仮想通貨の代表格である「ビットコイン」の発行上限が2,100万枚であるため、比較すると非常に大きな数字だとわかります。1,000億枚のXRP(リップル)は現在すべて発行済みで、今後供給される予定もありません。
一見デメリットにも見えますが、枚数の上限が決まっていると「需要」と「供給」のバランスを把握しやすくなります。リップル社は1,000億枚のうち約525億枚(2023年9月時点)を保有しているため、高騰や暴落の際に、供給量を調整できます。
【販売所】XRP(リップル)の買い方
仮想通貨を取引する場所には「販売所」と「取引所」の2種類があります。それぞれの違いは以下表のとおりです。
取引場所 | 特徴 | 最低取引単位 |
販売所 | ・仮想通貨運営会社と直接取引できる ・手数料は高いが確実に取引が行える | 0.000001 XRP |
取引所 | ・ユーザー同士で取引する ・指値・成行注文で取引できる ・手数料が低い ・注文の難易度が高く上級者向け | 0.0001 XRP |
まず、販売所でXRP(リップル)を購入する方法から見ていきましょう。XRP(リップル)は、以下の3ステップで簡単に購入可能です。
- STEP1:口座を開設する
- STEP2:日本円を入金する
- STEP3:XRP(リップル)を購入する
今回は国内仮想通貨取引所の「bitbank」を例に、スマホアプリでの取引方法を紹介します。
STEP1:口座を開設する
XRP(リップル)を取引するためには、仮想通貨取引所の口座開設が必要です。口座開設は以下の手順で進めます。
- 仮想通貨取引所の口座開設ページにアクセス
- メールアドレスを入力
- 届いたメールから登録ページへアクセス
- 登録ページで必要情報を入力
- 本人確認書類を提出で完了
登録までは5〜10分程度で完了します。さらに、本人確認書類をスマホで提出すれば、翌営業日に口座を開設できます。
STEP2:日本円を入金する
口座を開設したら、XRP(リップル)を購入するために日本円を入金しましょう。bitbankの場合「住信SBIネット銀行」か「GMOあおぞらネット銀行」へ振り込みを行います。
振込口座はスマホアプリからでも確認できるため、どちらか一方の銀行に日本円を入金しましょう。最低入金額も設定されていないため、たった数百円からでも始められます。
STEP3:XRP(リップル)を購入する
XRP(リップル)はスマホアプリからでも購入できます。
アプリの販売所から「XRP(リップル)」を選択後、「買う」ボタンをタップします。金額を入力したら「購入確認」をタップし、金額や数量に間違いがなければ「タップして購入」を押すと購入完了です。
bitbankの販売所では、XRP(リップル)を0.000001 XRP(日本円で約0.015円)から取引できます。
【取引所】XRP(リップル)の買い方
取引所では「指値注文」と「成行注文」の2種類から注文方法を選択できます。それぞれの特徴は以下表のとおりです。
注文方法 | 特徴 | メリット | デメリット |
成行注文 | 現在の市場価格ですぐに売買できる | すぐに売買が完了する | 予想と異なる価格で購入する可能性もある |
指値注文 | 事前に設定した価格に到達したときのみ売買できる | 希望価格で売買できる | 希望価格に到達しないと売買が完了しない |
取引所で取引を行う際は、目的に応じて手法を使い分けましょう。本章では「指値注文」と「成行注文」それぞれの買い方を解説します。
指値注文
指値注文の場合、以下の手順でXRP(リップル)を購入できます。
- 注文画面で「指値」と「買い」を選択
- 希望価格と数量を入力し、注文ボタンをタップ
- 注文内容確認のポップアップ画面が表示されたら、実行ボタンをタップ
- 市場価格が注文価格に到達したら取引完了
指値注文は設定した希望価格で取引できる一方、希望価格に達しなければ取引が成立しないので、利用する前にルールを把握しておきましょう。
成行注文
成行注文で購入する場合のステップは以下のとおりです。
- 注文画面で「成行」と「買い」を選択
- 購入数量または購入金額どちらかを指定
- 「注文」をタップすると、注文が確定
成行注文は、指値注文とは違いすぐに取引が成立します。ただし、注文価格と約定価格に価格差が発生する可能性もあるため、ルールを認識したうえで利用しましょう。
XRP(リップル)取引で発生する手数料一覧
仮想通貨の取引では日本円を入金する際や、売買を行う際に手数料がかかります。
本章では、国内仮想通貨取引所のbitbankを例に、入出金手数料と売買手数料について解説します。
入出金手数料
bitbankの入出金手数料は以下表のとおりです。
通貨名 | 入金手数料 | 出金手数料 |
日本円 | 無料 | 550円 770円(3万円以上) |
XRP(リップル) | 無料 | 0.15 XRP |
BTC(ビットコイン) | 無料 | 0.0006 BTC |
ETH(イーサリアム) | 無料 | 0.005 ETH |
LTC(ライトコイン) | 無料 | 0.001 LTC |
MONA(モナコイン) | 無料 | 0.001 MONA |
入金はどの通貨でも無料ですが、出金時は手数料が発生します。出金頻度が多くなるほどコストが負担となるので、極力まとめて出金するように心がけましょう。
売買手数料
取引所でXRP(リップル)を取引する場合の手数料は、以下のとおりです。
通貨名 | メイカー※1 | テイカ―※2 |
XRP/JPY (リップル/日本円) | -0.02% | 0.12% |
BTC/JPY (ビットコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
ETH/JPY (イーサリアム/日本円) | -0.02% | 0.12% |
LTC/JPY (ライトコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
MONA/JPY (モナコイン/日本円) | -0.02% | 0.12% |
※1 取引板に新規注文を並べて、市場に流動性を作る投資家
※2 取引板に並ぶ価格で注文する投資家
XRP(リップル)などの仮想通貨を購入する場合、購入金額に0.12%を乗じた手数料が発生します。一方、販売所での取引においては、売買手数料ではなくスプレッドがかかります。
たとえば、1XRPを購入した場合の取引結果は以下のとおりです。
- 1XRPの購入金額:約103円
- 1XRPの売却金額:約98円
- スプレッド:約5円
※2023年11月10日時点
一般的に、販売所のスプレッドは売買手数料よりも高い傾向にあり、コスト面では「取引所」の方が使いやすいです。
ただ、販売所は取引がシンプルでわかりやすく、確実に注文が約定するメリットもあるため、投資初心者の方には「販売所」での取引がおすすめです。
コストを重視する方は、販売所での仮想通貨売買に慣れてから「取引所」に移行してみましょう。
XRP(リップル)購入後の価格推移をシミュレーション
西暦 | 1XRPの価格 | 現在価格からの上昇率 |
現在(2023年11月) | 0.66ドル(99円) | - |
2年後(2025年1月) | 1.48ドル(222円) | +2.24倍 |
10年後(2033年1月) | 12.63ドル(1,894.5円) | +19.14倍 |
ここからは、AIが予測したXRP(リップル)の価格推移を、以下の年月に分けて紹介します。
- ~2023年(現在の価格)
- 2025年(2年後)
- 2033年(10年後)
2023年までの価格推移
2020年から2023年までの4年間、XRP(リップル)は20円台から170円台で推移しています。
2020年12月にアメリカ証券取引委員会(SEC)は「リップルは有価証券として登録を実施するべきだ」と、リップル社を提訴しました。
2023年7月の裁判にてリップル社側の勝訴が確定すると、リップルの価格は「前日比80%以上」の急上昇を記録しました。
2年後(2025年)の価格推移
西暦 | 1XRPの価格 | 現在価格からの上昇率 |
2年後(2025年1月) | 1.48ドル(222円) | +2.24倍 |
DigitalCoinPriceによると、2025年には1.48ドル(222円)になると予想されています。
現在価格で1XRPが0.66ドル(約100円)であるため、2年間で2.24倍の成長が見込まれています。
10年後(2033年)の価格推移
西暦 | 1XRPの価格 | 現在価格からの上昇率 |
10年後(2033年1月) | 12.63ドル(1,894.5円) | +19.14倍 |
DigitalCoinPriceによると、10年後には12ドル台(1,800円)になると予想されています。現在価格の19.14倍と、10年間で大きく成長する見込みです。
ただし、予想価格はAIが過去の統計から算出した値ですので、あくまでも参考程度の情報として理解しておきましょう。
XRP(リップル)に将来性があると言われる3つの理由
XRP(リップル)に将来性があると言われているのは、以下の3つの理由があるためです。
- 国際送金ネットワークとして主要になる可能性がある
- 世界中の金融機関と提携している
- メタバースでXRP(リップル)を利用できるようになる
2023年11月の最新情報も含まれていますので、XRP(リップル)に興味のある方は、特に参考にしてみてください。
国際送金ネットワークとして主要になる可能性がある
XRP(リップル)はRippleNetと呼ばれる国際送金ネットワークに使用されており、従来の国際送金よりも安く、迅速な送金を実現しています。
そのため、今後XRP(リップル)を活用した送金システムが普及すると、XRP(リップル)の信頼性が高まり、価格上昇も期待できます。
また、リップル社は2023年11月7日にRipple Payment(リップルペイメント)のリリースを発表しました。Ripple Paymentは、RippleNetの全体的なパフォーマンスをアップグレードしたシステムです。Ripple Paymentの普及が、XRP(リップル)の価格を上昇させる可能性があります。
世界中の金融機関と提携している
国際送金ネットワーク「RippleNet」には世界中の金融機関が関わっており、日本の著名な金融機関も参加しています。
- 三菱UFJフィナンシャルグループ
- みずほフィナンシャルグループ
- 三井住友信託銀行
- SBIホールディングス
日本の代表的な企業が提携していることからも、RippleNetの信頼性の高さが伺えます。
さらに、RippleNetは2023年11月に「Ripple Peyment」としてアップグレードされるため、今後さらにサービスが拡大していくと予想されています。
メタバースでXRP(リップル)を利用できるようになる
2023年7月に、RippleはAIとメタバース※1技術を専門とする「Futureverse社」に投資しました。
※1:仮想現実(VR)、拡張現実(AR)、インターネットを組み合わせたデジタル上の世界。ユーザーはアバターを通じて、ゲームや社会的な活動、ビジネス、教育などの経験ができる
XRP(リップル)は、Futureverseの「Root Network」ブロックチェーン上で、GASトークン(手数料)として使用できます。GASトークンとして利用できれば、メタバース上でXRP(リップル)による取引が可能です。
デジタル通貨や国際送金としての活用用途も広がるため、XRP(リップル)の価値はさらに上昇することが予想されます。
将来性が期待されるXRP(リップル)を購入してみよう!
XRP(リップル)はデジタル通貨だけでなく、国際送金ネットワークである「RippleNet」にも活用されています。RippleNetは「Ripple Payment」としてのアップグレードが予定されており、さらなる飛躍が期待されています。
さらに、メタバース空間でのXRP(リップル)の利用も可能となっているため、今後のXRP(リップル)の動向に注目です。