ビットコイン相場分析 : 昨日は終日上昇するも移動平均線の回復には至らず、次の動きは来週以降か?

11月25日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは2.6%上昇した陽線を記録しました。昨日は今週の高値を更新し短期移動平均線付近まで上昇しました。終値は678.6万円でした。
オシレーターのCCIは-55まで回復。Fisherでは昨日ゴールデンクロスが発生しました。MACDはマイナス域で遅行線を下回り推移。
ADX(24)は下落しており相場の方向感が弱いことを示唆しています。
昨日のビットコインは終日買われる傾向となり反発しました。しかし短期移動平均線を上回ることはできませんでした。
オシレーターのCCIとFisherは短期で上昇しモメンタムが改善しています。一方、プラス域の回復には至っていません。MACDもマイナス域で推移していることからテクニカルはまだ弱気示唆です。
昨日の上昇でビットコインの週足は陽線に変わりました。今週は640万円付近でサポートされる形となりました。先週までの下落のモメンタムは短期で改善しています。
一方、チャートは高値を切り下げる形を維持しておりまだまだ油断はできない状況です。強気トレンドの回帰には700万円の回復が必要です。ADXが示すように間近で方向感が薄くなり、大きな動きがあるとすれば週明け以降になりそうです。

昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から2.6%上昇した678.6万円でした。価格は14EMA(682.4万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(665.7万円)は横ばい推移で長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(688.1万円)が先行スパン2(661.9万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-55)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.4)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.9)を上回り売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-80442)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-11200)を下回り売りシグナルが出ています。