ビットコイン相場分析: 短期の反発は終了、間近安値250万円を再度試すか?

6月27日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIとMACDがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、1.1%下落した陰線を記録し、終値は281.0万円でした。昨日は、日曜日の流れを引き継ぎ、上値が重い展開となりました。先週後半から底堅い値動きが見られましたが、290万円近辺から買いが続かない状況となりました。短期では安値を試す動きが見られます。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは昨日からほぼ横ばい推移で-44を記録。上昇していたFisherは本日デスクロスしています。長期オシレーターのMACDは遅行線を上回り、上昇が継続しています。テクニカル・インジケーターはプラスとマイナスが入り混じり、強いモメンタムを示せていません。
- ボラティリティ指数のADX(41)は高止まりしており、下落トレンドの一時的な停滞を示しています。
- ビットコインは先週の安値から売られすぎた反動で底堅い値動きが見られましたが、足元でジリジリ価格を下げる展開となっています。テクニカルの面でもFisherがデスクロスし始めるなど、短期の上昇が高止まりしています。ボラティリティは減少傾向にあり、先週のように安値をガンガン掘っていく展開は想定しずらいものの、270万円から250万円近辺の間近安値を試す可能性があります。

価格は短期移動平均線の14EMA(295.0万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(360.0万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(299.3万円)が先行スパン2(356.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-44)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.0)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(0.7)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-271272)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-292987)を上回り、売りシグナルは出ていません。