クアンタム相場分析 : 弱い買い需要が継続、週末は900円の安値割れに注意

6月17日のクアンタムの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のクアンタムは1.0%下落し3日連続の陰線を記録しました。価格は移動平均線の下位で推移しており弱い値動きが続いています。終値は956円でした。
オシレーターは概ね弱気を示唆しています。CCIは-89で推移しています。Fisherでは昨日デスクロスが発生しました。MACDは上昇傾向にありますがマイナス域で推移しています。
ADX(21)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
クアンタムは現在、間近安値の900円付近に迫ってます。徐々に高値を切り下げる弱気のチャートを形成しています。値動き、オシレーター共に弱気を示唆しておりテクニカル的には売りポジションが推奨されています。
このまま安値を割り込むともう一段安の危険性があります。昨日は短期オシレーターのFisherでデスクロスが発生するなど弱気筋に有利な相場状況が整いつつあります。買い需要が弱いため週末も底値を探る展開が予想され、900円を下回るようなら更なる売りに注意が必要でしょう。

昨日のクアンタム(QTUM)の日足終値は、前日から1.0%下落した956円でした。価格は14EMA(1073円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1350円)は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1106円)が先行スパン2(2299円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-89)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.5)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.4)を下回り売りシグナルが点灯しています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-153)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-160)を上回り売りシグナルは出ていません。