5月26日のモナコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆していますが、すべてのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれを否定しています。
昨日のモナコインは5.7%下落した陰線を記録しました。終値は253円でした。一昨日の大幅上昇の反動で昨日は売られました。
オシレーターは全てマイナスで推移していますが、反転し上昇傾向に変わっています。CCIは-18まで上昇しています。Fisherは2日前にゴールデンクロスが発生しています。MACDも上昇しており、数日以内にゴールデンクロスが発生すると予想されます。
ADX（22）は下落しており相場のトレンドが弱い状態を示唆しています。
今週、モナコインは大きく反発し週足で45%ほど上昇しています。売られすぎの反動から強く買い戻されました。先週は一時140円台まで下落しましたが、即座に反発し大幅下落の前水準の価格まで戻ってきました。現在は53EMAが推移する260円付近のレジスタンスに上値を抑えられているようです。底値から大きく反発したため相場には底打ち感が出ており、今後は先週のような急落リスクは低いと考えられます。チャートはまだ弱気を維持しているため押す展開も予想されますが、強く押す場合は買いでのエントリーも選択肢に入ってくるでしょう。相場のトレンドは弱気から中立へ移行し始めています。
昨日のモナコイン（MONA）の日足終値は、前日から5.7%下落した253円でした。価格は14EMA（242円）を上回り強気示唆です。53EMA（263円）は下落中で長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（240円）が先行スパン2（312円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
・弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル：MACDがマイナス域で推移
Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI（-18）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher（-1.6）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger（-2.7）を上回り売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD（-19）はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal（-17）を下回り売りシグナルが発生しています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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