昨日の急落は短期のロングポジション狩りか、相場の上値は軽くなる

12月14日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆していますが、オシレーターは横ばいとなり、強いモメンタムがない状態を示しています。
- 昨日のビットコインは0.3%下落し、終値は612.5万円でした。相場は昨夜に強く売られ、一時600万円を割り込む場面がありました。一方、即座に買い戻しが入り、終値にかけて下落幅を縮小させました。日足は移動平均線の上位も維持しました。
- オシレーターは強い方向感を示せていません。CCIは横ばいの21で推移。Fisherは下落し、マイナス圏へ突入しました。長期オシレーターのMACDはプラス圏を維持も下落が続いています。
- ボラティリティ指数のADX(33)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは週始めに強く売られましたが、週央から底堅い動きに移行しました。昨日は急落があったものの、短期的なロングポジションを狩る動きで、短期足では長い下ひげを付け即座に反発。ロングポジションが清算されたことで、上値が軽くなりました。テクニカル的には強い上昇のモメンタムはないものの、現在はレンジの高値640万円台を目指す動きとなっています。本日も底堅い動きが予想されますが、レンジ高値では上値が重くなることも想定されます。

- 価格は14EMA(609.2万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(556.9万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(606.8万円)が先行スパン2(572.6万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(21)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(0.1)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(189312)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(215515)を下回り、買いシグナルは出ていません。