相場はほぼ横ばい推移、高値圏で調整局面続く

5月14日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆しています。オシレーターは足元では概ね上昇しており、モメンタムが回復しています。
- 昨日のビットコインは1.1%下落し、終値は1520万円でした。3日ぶりの陰線を記録し、今週の上昇幅をほぼ打ち消す動きとなりました。高値圏で揉み合いの展開となっています。日足は移動平均線の上位を維持しています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇するものが多くあります。短期オシレーターのCCIは高値から下落しています。Fisherはプラス圏で遅行線を上回って推移。長期オシレーターのMACDは上昇幅が縮小していますが、遅行線を上回っています。
- ボラティリティ指数のADX(34)は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは昨日の下落によりほぼ横ばいの値動きとなっています。長期では強気チャートが形成されていますが、短期では売りと買いが拮抗しています。日足と移動平均線はまだ乖離しており、今週は調整局面が続く可能性が高いでしょう。ビットコインはこれまで5週連続の陽線を記録していますが、今週の上値は重くなりつつあります。短期の買い手は現在の高値圏では買い控え、押し目を待っている状態です。

- 価格は14EMA(1462万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1358万円)は上昇し始めており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1411万円)が先行スパン2(1320万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(105)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(2.9)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(2.7)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(652078)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(559697)を上回り、買いシグナルが出ています。