イギリス広告規制当局がコインベースなど暗号資産広告を禁止

イギリスで広告規制を行うthe Advertising Standards Authority(ASA)は暗号資産の広告を一部禁止にすると発表した。規制される対象となったのは米取引所大手のコインベースやクラーケンなどが含まれる。
禁止対象となった理由は、主に過大広告や投資へのリスク開示が不十分であるとことなどが挙げられる。広告には未来の大きな利益をイメージさせるような内容があった。
コインベースの広告の中には、「2010年に5ポンドだったビットコインが2021年には10万ポンドになっていた」とする内容が含まれていた。ASAは過去の値動きが必ずしも今後10年で同じになると限らないと禁止の理由について説明している。
クラーケンの広告に対しては、ロンドンで流れた20秒のCMに対してリスク説明が1秒しかなかったことを挙げ、消費者に対してリスクを十分な形で説明することを行なわなかったとしている。