日足は移動平均線から反発、相場は高値圏でも底堅さを維持

5月19日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆し、オシレーターは足元でプラスで推移しており、モメンタムが回復しています。
- 昨日のビットコインは1.1%下落し、終値は1531万円でした。昨日はマイナスとなりましたが、下ひげを付けた日足となりました。一時は移動平均線を下回り、1480万円台まで下落しましたが、終値にかけて買い戻されました。結果として底堅い値動きが維持されました。
- オシレーター系インジケーターは、プラスで推移している一方、長期では下落しています。CCIは高値から下落していましたが、下げ止まる動きを見せています。Fisherは昨日ゴールデンクロスが成立しませんでしたが、本日から再度遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDは昨日デッドクロスしています。
- ボラティリティ指数のADX(35)は上昇しており、強気トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは下落して取引が始まりました。高値警戒感から利益確定売りも出やすい状況ですが、下げた場合の買い需要も維持されています。ここ1ヶ月間ほど強い上昇が見られたため、上昇ペースの減少が長期オシレーターに反映されています。相場の値動きは底堅い一方、過去最高値圏に突入したことから上値も徐々に重くなっています。過去最高値は1700万円となっており、高値の更新はもう一段強い買い需要が必要になるでしょう。本日も相場は買い気配で取引されており、新規の買いを入れる場合は昨日のように押し目があったタイミングを狙いたいところです。

- 価格は14EMA(1494万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1387万円)は上昇し始めており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1477万円)が先行スパン2(1320万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(65)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.2)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.4)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(575464)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(583790)を上回り、買いシグナルが出ています。