BTCは続伸ならず失速 クラリティ法案の行方に注目

26日のビットコイン(BTC)円は1060万1238円から取引が始まった。東京時間序盤は小確りと推移し、一時はこの日の高値1075万7991円まで上昇するも、材料待ちとなるなか終盤にかけては失速した。欧州勢参入後は概ね1060万円台で底堅い推移となるも、米国時間に差し掛かると小緩む展開となり、その後は米失業保険継続申請件数の改善や、エヌビディア株の急落を起因とするハイテク株の反落に連れ安となり、安値1039万8760円まで下落した。ただ、米主要株価指数が序盤の下落から持ち直すと、BTCにも押し目買いが入り、米国時間終盤には一時1060万円を回復。引け後に買いは続かなかったものの、1050万円台で小動きとなり、終値は1052万9507円と小幅安となった。


エヌビディアは決算後の時間外取引で上昇していたものの、市場は強気な売上見通しに満足しきれなかった模様だ。AIに対する懸念と楽観は短期で入れ替わっており、ハイテク株動向を見通すのは難しくなっている。ハイテク株が持ち直さなければ、現物ビットコインETFへの資金流入にもブレーキが掛かると言え、BTCは引き続き米株式市場に振り回される状況が続くだろう。一方、本日は1月の米卸売物価指数(PPI)、週末にはクラリティ法案におけるステーブルコインの付利論争の期限が控えている。PPIは伸びが鈍化することが予想されており、結果が予想と合致すれば、BTCの支援材料となるだろう。ただ、ステーブルコインの付利論争は昨日の上院銀行委員会でも賛成派と反対派で意見の隔たりが確認されており、リスクとなる可能性もある。いずれにせよ、目先のBTCは揉み合いが続くか。














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