ビットコイン週足は3週ぶりのプラス、年初の安値更新から急反発

4月13日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.6%下落し、終値は1204万円でした。週末は底堅い動きがみられましたが、日曜日は小幅に下落しました。日足は移動平均線とほぼ同値で推移しており、強い方向感がない状態です。本日はプラスで取引されており、移動平均線の上位で推移しています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇しています。CCIは-22まで下落。Fisherは遅行線を上回り、本日からプラス圏を回復しています。長期オシレーターのMACDは週末にゴールデンクロスが発生しました。
- ボラティリティ指数のADX(22)は足元で下落しており、相場のトレンドが弱くなってきていることを示唆しています。
- 先週のビットコイン週足は、3週間ぶりに陽線となりました。一時は1100万円を割り込み年初来安値を更新する動きとなりましたが、結果として買い戻されました。安値更新からの反発はトレンドに変化が出ることがあります。相場は短期で売られ過ぎていたこともあり、買い戻しが入りやすい地合いでした。足もとではオシレーターが上昇しており、モメンタムの回復がみられます。今週の始めは買いの流れが継続するか注目です。テクニカル的にはここ2ヶ月間ほど日足は長期移動平均線(53EMA)の下で推移しており、この移動平均線(1278万円)の上位に行けるかどうかがトレンド変化を見極める上で重要となります。

- 価格は14EMA(1205万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1278万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1184万円)が先行スパン2(1290万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-22)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.3)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.9)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-253154)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-278894)を上回り、売りシグナルは出ていません。