ビットコインは週末に大きな下落を記録、年初来安値を一時割り込む

4月6日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは7.1%下落し、終値は1139万円でした。明け方に大きな売りが発生しました。一時年初来安値を更新し、1110万円台まで下落しました。日足は移動平均線から大きく下方乖離して推移しています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で再度下落しています。CCIは-222で推移。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDは先週デッドクロスが発生、下落となっています。
- ボラティリティ指数のADX(22)はこれまで下落していましたが、反発の兆しがみられボラティリティが上昇する可能性があります。
- 先週のビットコイン週足は7.6%の下落を記録し、2週連続の陰線となりました。足元の安値を試す動きとなりました。まだ安値を完全に割ってはおらず耐えている状態です。短期のオシレーターは大きくマイナスとなりやや売られ過ぎの水準となっています。週末の値動きは月曜日に戻しやすい傾向があり、買い戻しが入るか注目です。ビットコインは約1ヶ月半ほどレンジでの推移となっていまいたが、ADXは20近辺まで下落し、次のトレンドの発生が近いと考えられます。安値を割り込んだ際のもう一段安の動きに警戒です。

- 価格は14EMA(1235万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1307万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1221万円)が先行スパン2(1308万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-222)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.9)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-1.5)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-268292)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-198688)を下回り、売りシグナルが出ています。