ビットコインは1200万円近辺で小幅な値動き、オシレーターは上昇傾向が続く

4月16日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは0.5%下落し、終値は1194万円でした。2日連続の陰線を記録し、日足は移動平均線をわずかに下回りました。下落傾向が続いていますが、小幅な値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇しています。CCIは-23まで下落。Fisherは遅行線を上回り、買いシグナルが継続しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数であるADX(20)は足元で下落しており、相場のトレンドが弱くなってきていることを示唆しています。
- 今週のビットコインは先週の大きな動きから小さな値動きとなっています。足元では円高の影響から対円ビットコインの上値を重くしています。下落の動きは小幅となっているため、オシレーターは堅調に推移しています。先週、相場が大きく下落した場面から価格が戻っているため、オシレーターは反発の値動きを反映しています。本日は買い気配で取引が始まっており、現在は1200万円台を回復しています。テクニカルは弱気な状態が続いていますが、下落方向への動きも鈍化しており短期では様子見相場となるでしょう。長期でも次の動きが出るまで待ちの状態です。

- 価格は14EMA(1204万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1270万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1185万円)が先行スパン2(1271万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-23)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.1)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(0.8)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-202475)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-245860)を上回り、売りシグナルは出ていません。