相場は初週からほぼ横ばい推移、本格的に揉み合い相場となるか?

4月15日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆していますが、オシレーターは足元で上昇しており、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは1.0%下落し、終値は1201万円でした。今週は小幅な値動きとなっており、週の始値からほぼ横ばいとなっています。日足は僅かに移動平均線を下回りました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で上昇しています。CCIは大きなマイナスから-6まで回復。Fisherはプラス圏で推移しています。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で上昇しています。
- ボラティリティ指数のADX(21)は足元で下落しており、相場のトレンドが弱くなってきていることを示唆しています。
- 今週のビットコインは動意に欠ける動きとなっていますが、長期ではADXが下落し、弱気トレンドが明らかに弱体化していることがわかります。短期ではまだ相場が揉み合う展開が予想されますが、底値は固まりつつあります。トレンド終了時にはADXは10近くまで下落することもあるため、今後もボラティリティが低下することも想定されます。本格的な揉み合い相場となれば、さらに1,2週間はレンジでの推移となるでしょう。値幅が縮小すると短期トレードの機会は減少するため、徐々に目線を長期トレードにしていく必要が出てきます。

- 価格は14EMA(1206万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1273万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1184万円)が先行スパン2(1271万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-6)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(-0.8)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(0.3)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-210924)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-256706)を上回り、売りシグナルは出ていません。