相場は乱高下も週次ではプラス、安値圏では底堅い動き

4月10日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは低位で推移し、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは5.9%下落し、終値は1145万円でした。一昨日の上昇の約半分を戻す動きとなっています。日足は移動平均線を再度下回る動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは-106まで下落。Fisherでは本日からデッドクロスしています。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回り下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(24)は20を上回っていますが、横ばい推移しています。
- 今週のビットコインは上下に乱高下していますが、現在の価格では週次でプラスとなっています。一方、足元の外国為替市場で円高に動いているため、対円のビットコインの上値を抑えるリスクとなっています。テクニカル的には弱気のチャートとなっていますが、短期オシレーターは売られ過ぎ水準を維持しています。対ドルビットコインは本日8万ドルを回復しており、安値圏では底堅く推移しています。外部要因が重なり売られる場面もあるビットコインですが、相場の不透明感がある程度払拭されてくると上昇する動きもありそうな雰囲気です。短期では引き続き下落方向の動きに警戒しながらも相場のモメンタムが上がってきた時に備えて買いの準備も必要でしょう。

- 価格は14EMA(1203万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1286万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1206万円)が先行スパン2(1290万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-106)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.0)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-2.3)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-348497)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-279179)を下回り、売りシグナルが出ています。