ADXは30割れ、2月に発生した弱気トレンドは終了したか?

3月26日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆し、オシレーターは足元で反発しており、モメンタムの回復が示唆されています。
- 昨日のビットコインは0.1%下落し、終値は1310万円でした。2日連続でマイナスとなりましたが、下落は小幅に止まっています。引き続き移動平均線の上位で推移しており、強気の値動きとなっています。
- オシレーター系インジケーターは、上昇傾向となっています。CCIは約2ヶ月ぶりに100を超えて推移。Fisherはプラス圏で遅行線を上回っています。長期オシレーターのMACDはプラス圏を目指して上昇しており、来週にはプラス圏を回復する可能性があります。
- ボラティリティ指数のADX(29)はこれまで高値圏で推移していましたが、急速に下落しており、弱気トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコインはここ2日連続でマイナスとなっていますが、2日合計は-1%以下の変動になっておりかなり小幅な動きです。今週の高値圏で揉み合う動きとなり、そこまで悪くない値動きとなってます。テクニカルは短期で高値で推移し強気を示唆しており、ADXも低下していることから、かなり高い確率で2月に発生した下落トレンドは終了したものと考えられます。今後はレンジ相場を続けながら安値を切り上げることができれば相場反転の理想の形となります。一方、レンジ相場に入ると値動きが縮小するため、短期トレードの機会は減少することが予想されます。

- 価格は14EMA(1281万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1344万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1277万円)が先行スパン2(1359万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(131)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(2.1)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.7)を上回り、買いシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-120260)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のSignal(-277089)を上回り、売りシグナルは出ていません。