相場にはあく抜け感出たか、短期オシレーターは売られ過ぎ水準まで下落していた
2月3日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは3.6%上昇し、終値は1578万円でした。相場は大きな動きとなり、一時1440万円まで下落する動きがありましたが、アメリカ時間に反発し陽線を記録しました。短期移動平均線近辺まで上昇し取引を終えました。移動平均線の上位に浮上はできなかったものの買い需要の底堅さが見えました。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは-131で推移。Fisherは本日からゴールデンクロスの気配があります。長期オシレーターのMACDはマイナス圏への突入を回避した形となりました。
- ボラティリティ指数のADX(25)は20を上回り、ボラティリティの上昇を表しています。
- 今週の相場は値動きが激しい取引から始まりました。先週末から昨日の安値は9%強の下落率となりましたが、夜間の反発でこれをほぼ戻す動きとなりました。日足は結果として非常に強いローソク足を記録しました。オシレーターのCCIは約1ヶ月ぶりの安値を記録しましたが、ここ数ヶ月間はCCIが-100を下回ると強い買い戻しが入り高値を目指す動きとなっています。短期オシレーターは売られ過ぎを示していました。ボラティリティ指数のADXが示すように相場にはボラティリティが戻ってきており、今後はトレンドが発生する可能性があります。短期的には昨日の下落時に投げ売りが発生し相場のアク抜け感が出ました。まだここ数ヶ月間のレンジで推移していますが、昨日は1450万円近辺のレンジ安値から反発しているため、次は高値を目指す可能性が高いでしょう。
- 価格は14EMA(1584万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1536万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1553万円)が先行スパン2(1563万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-131)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.5)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.03)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(72961)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(169811)を下回り、買いシグナルは出ていません。