昨日は3日振りの反発も上昇幅は小幅に止まる

4月3日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは下落しており、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.6%上昇し、終値は1004.3万円でした。今週は月曜日と火曜日に大きく下落したため、昨日は反発。一方、反発は小幅に止まり、買い需要は回復していない様子です。
- オシレーター系インジケーターは短期でマイナスに突入するものも出てきました。CCIは今週久々にマイナスとなり-42で推移。Fisherでもデッドクロスが発生しています。長期オシレーターのMACDは遅行線を下回り、マイナスに向かって下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(23)は下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- ビットコイン日足は昨日ようやくプラスとなりましたが、上昇幅が限定的で1020万円手前で上値が重くなる場面も見られました。テクニカル的には、値動きとインジケーターは弱気を示唆しており、週後半も下落方向への動きが予想されます。相場は価格の調整局面に入っており、これまでの上昇トレンドから相場の見方を変える必要性が出てきました。一目均衡表の遅行線も日足を割り込むなど長期的な上昇トレンドは一服したと考えられます。今後は2週間前の安値の900万円台前半を目指す展開が想定されます。

- 価格は14EMA(1031.9万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(938.0万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1020.9万円)が先行スパン2(901.6万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-42)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(0.5)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.4)を下回り、 買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(238328)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(330810)を下回り、買いシグナルは出ていません。