ビットコインは月曜日の上昇をかき消す、短期では安値を試す動きが予想される

2月4日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下が示唆されています。
- 昨日のビットコインは4.1%下落し、終値は1513万円でした。月曜日の上昇分をかき消す動きとなりました。日足は再度長期の移動平均線を下回り弱気の値動きとなりました。まだ上値が重い状況が続いています。
- オシレーター系インジケーターは、短期で下落傾向です。CCIは-140で推移。Fisherはマイナス圏で下落しています。長期オシレーターのMACDは本日からマイナスとなっています。
- ボラティリティ指数のADX(27)は20を上回り、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 足元のビットコイン相場は、変動幅が大きくなっており、昨日も4%を超える動きがありました。テクニカル的なモメンタムは低下傾向となっており、安値を試す可能性があります。一方1450万円近辺はここ数ヶ月間のサポートとして機能しており、下がった場合は買い戻しが意識されるでしょう。短期では下落方向への動きが強くなっていますが、オシレーターは売られ過ぎを示す指標もあり、強く押した際は買いポイントを探る相場となるでしょう。

- 価格は14EMA(1575万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1535万円)は下落しており、長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(1551万円)が先行スパン2(1563万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-140)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(-0.5)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(10696)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(137988)を下回り、買いシグナルは出ていません。