BTCはイベント控え失速 FOMCでは景気と金利の見通しに注目

18日のビットコイン(BTC)円は1258万0386円から取引が始まった。週明けの反発でドル建てBTC相場が200日線回復に失敗したことで、この日の東京時間は戻り売り優勢となり1240万円周辺まで下落した。海外勢参入後には一時1250万円まで戻すも、上値の重い展開が続き、米国時間序盤には米株の下落に連れ安となり1220万円周辺まで一段安を演じた。しかし、残りの米国時間は同水準で下げ渋ると、終盤にかけて1230万円を回復した。その後、トランプ米大統領とプーチン露大統領の電話会談で、ロシアがウクライナのエネルギー施設への攻撃を30日間停止することで合意したことを受け、1240万円近辺まで上昇し、終値は1239万4546円となった。


20日午前3時に終了する米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、昨日のBTC相場は小動きとなった。今月のFOMCでは政策金利の据え置きがほぼ確実視されているが、注目点はトランプ関税の影響による景気の先行きを当局者がどうみているかと言える。第一次トランプ政権時では、GDP成長率はプラスを維持しつつも、消費の減速によるインフレ低下でFRBは結果的に利下げを実施していた。米アトランタ連銀が試算する第一・四半期のGDP成長率予想が、足元、-1.8%と既にマイナス成長が見込まれていることに鑑みると、年内2回の利下げ回数予想は少なからず維持されるだろう。ただ、四半期次の経済見通しにおけるGDP成長率予想がマイナスに振れれば、リスクオフムードが強まる可能性がある。



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bitbank Report 2025/03/19:BTCはイベント控え失速 FOMCでは景気と金利の見通しに注目