BTCはSOL売り加速で続落 本日は米国時間の動きに注目

17日のビットコイン(BTC)円は1467万5777円から取引が始まった。取引材料に乏しい中、東京時間のBTC円はドル円相場の下落を受けて小甘く推移するも、1460万円で下げ止まった。海外勢参入後もはっきりと方向感を示せずにいたが、米国時間序盤にはやや水準を戻し、1470万円を回復した。一方、昨今のソラナ(SOL)上のミームコインの下落を受けて、SOL売りが加速すると、BTCも下げ足を速め1450万円周辺まで下落。その後は一時1465万円まで戻すも、今朝方には戻り売りが入り、終値は1454万7191円と続落した。


本日のBTCは底堅い推移が見込まれる。ドル建てのBTC相場は先週から9万5000ドル(≒1441万円)台で買い戻しが入っており、昨日も終値では9万6000ドル(≒1456万円)を維持できた。引き続きボリンジャーバンドでの下降バンドウォーク突入が意識される状況ではあるが、昨日はモルガン・スタンレーが来週26日の決算発表前にエヌビディアの買いを推奨した他、テスラの新型モデルYの中国での販売が前倒しされ、祝日明けの米株式市場で大型テック株が上昇を主導すれば、BTCの下値を支えるとみている。ただ、BTCはテクニカル的に危うい状況に変わりはなく、相場の戻り余地は限定的だろう。



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bitbank Report 2025/02/18:BTCはSOL売り加速で続落 本日は米国時間の動きに注目