イーサリアム相場分析 : 20万円の壁を超えられず、ダブルトップを形成か

3月15日の イーサリアムの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。
イーサリアムは昨日2.9%下落し2日連続の陰線を記録しました。終値は19.6万円でした。価格は移動平均線の上位を維持していますが、20万円のレジスタンスから跳ね返される形になりました。
オシレーターは価格の下落の影響を受け、短期で下落を開始しています。CCIは79まで下落し、Fisherは遅行線を下回りデスクロスが発生しました。昨日はFisherの買いシグナルが解消されています。MACDは遅行線を上回っているものの、昨日は下落しています。
ADX(18)は下落しており相場のトレンドが弱い状態を示しています。ボラティリティが減少しています。
イーサリアムは週末に20万円を回復したものの、最高値を更新することができずダブルトップのような形になりました。今週、再度高値を試す展開になるか注目です。短期では売りが強くなっており、続落にも注意です。本日も売りが強い状況が変わっておらず、移動平均線を割り込む場面も見られます。ADXはかなり減少しており、相場の方向感が薄いため大きな動きがあるまで慎重さも求められそうです。19〜20万円の小さなレンジの抜ける方向に注目です。

昨日の イーサリアム(ETH)の日足終値は、前日から2.9%下落した19.6万円でした。価格は14EMA(19.0万円)を上回り強気示唆です。53EMA(16.8万円)は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(18.5万円)が先行スパン2(16.9万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(79)はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(2.3)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(2.7)を下回り買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(7996)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(5987)を上回り買いシグナルが発生しています。