ビットコイン相場分析 :ビットコインは高値を一段下に抜ける、下値を探る展開にシフト

7月12日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆しており、短期オシレーターはマイナスで推移しており、弱気のモメンタムを示唆しています。
- 昨日のビットコインは1.7%下落し、終値は422.7万円でした。今週のビットコインは月曜日に上昇しましたが、その後2日連続で下落する結果となりました。日足は約20日ぶりの安値圏で推移し、弱い値動きとなっています。
- オシレーターは足元で下落傾向にあります。CCIは-181まで下落しています。Fisherはマイナス圏で遅行線を下回り推移しています。長期オシレーターのMACDは、プラス圏を維持していますが、下落が継続しています。
- ADX(42)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化が確認されています。
- 今週のビットコインは円高の影響もあり、短期の下落トレンドが明確化される相場となりました。これまでサポートとなっていた430万円を下回り、高値圏のレンジを一段下に抜けた形となりました。短期のモメンタムを示すオシレーターやADXも下落しており、テクニカルも相場の弱さを示しています。今後の相場は下値を探る展開が予想されます。

価格は14EMA(431.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(408.4万円)は上昇中で長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(424.6万円)が先行スパン2(402.1万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-181)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.9)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.4)を下回り、売りシグナルが出ています。
強気バイアス・シグナル : MACD(78639)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(118811)を下回り、買いシグナルは出ていません。