ビットコイン相場分析: 430万円台の高値を維持も調整局面か、オシレーターは短期で下落

6月28日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、強気のモメンタムをしています。
- 日足は、1.4%下落した陰線を記録し、終値は435.1万円でした。価格は一昨日の上昇を掻き消す動きとなり、上値が重いことが示されました。足元の値動きは高値圏で揉み合う展開となっています。
- オシレーター・インジケーターは短期で下落しています。CCIは87で推移。Fisherはプラス圏で遅行線を下回り、下落しています。長期オシレーターのMACDはプラス圏で遅行線の上位を維持しています。
- ボラティリティ指数のADX(35)は足元で上昇し、相場のトレンドが強気方向に出ていることを示しています。
- ビットコインの日足は、430万円の高値圏を維持しているものの、上昇のモメンタムは落ち着いてきています。先週、大きく上昇したため利益を確定する動きが出ています。短期の移動平均線との乖離が大きい間は調整局面となるでしょう。オシレーターは短期で落ちてきているものもあり、相場の高値に警戒する必要があります。

価格は短期移動平均線の14EMA(416.3万円)を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA(389.2万円)は上昇し、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(407.11万円)と先行スパン2(400.2万円)を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(87)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(3.1)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(3.2)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(179291)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(124851)を上回り、買いシグナルが出ています。