10月20日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を上回り、強気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがプラス圏で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.2%下落した陰線を記録し、終値は286.0万円でした。昨日は上下に動く相場となり、上髭と下髭を付けた日足となりました。移動平均線の上位を維持していますが、3日連続で下落し上値が重い展開です。
- オシレーター・インジケーターは短期で下落しています。CCIは34まで下落しています。Fisherでは本日、デスクロスが発生する可能性があります。MACDはプラス圏を維持も遅行線との差が縮まっています。オシレーターはモメンタムの低下を示しています。
- ボラティリティ指数のADX（12）は下落しており、ボラティリティの低下と相場の方向感が弱いことを示しています。
- ビットコインの日足は引き続き不安定な値動きが続いています。小幅なレンジで推移し大きな方向感がなかなか出てこない相場です。ADXは2020年4月以来の低水準で推移し、相場がかなりスクイーズしていることがわかります。次の大きな動きでは、強いトレンドが発生する可能性があります。今後のボラティリティの上昇には注意が必要です。
価格は短期移動平均線の14EMA（285.3万円）を上回り強気示唆です。長期移動平均線の53EMA（286.7万円）は下落し、長期トレンドは弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1（281.3万円）が先行スパン2（299.0万円）を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル：価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI（34）はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher（1.2）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger（1.1）を上回り、買いシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（10725）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（5248）を上回り、買いシグナルが出ています。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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