ビットコイン相場分析: 300万円に一歩届かず、底堅い値動きは継続

6月20日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しており、これをコンファームしています。
- 日足は、0.3%下落した陰線を記録し、終値は277.6万円でした。昨日は265万円まで押す場面がありましたが、終値にかけて買われました。最終的に陰線になったものの、下ひげを付けた日足となり底堅さも見られました。
- オシレーター・インジケーターは短期で上昇しています。CCIは中立ゾーンの-94まで回復。Fisherは昨日ゴールデンクロスが発生しました。MACDは遅行線を下回っていますが、横ばい推移に移行しています。テクニカルは短期でモメンタムの回復を示しています。
- ボラティリティ指数のADX(38)は上昇しており、弱気トレンドの発生を示唆しています。
- 昨日のビットコインは底堅さも見られましたが、日足は依然として短期移動平均線の14EMAの下位での推移が継続しています。先週価格が大きく下落した反動でマイナス域でオシレーターは上昇し始めています。下落の勢いがやや落ちていることを示唆しています。
- 相場は全体的に弱気トレンドに変化はないものの、足元の値動きからは短期の買い戻しが入っている様子が伺えます。300万円近辺までは戻してもおかしくはない状況です。短期的な底堅い値動きが期待されます。

価格は短期移動平均線の14EMA(314.5万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(383.0万円)は下落しており、長期トレンドも弱気示唆です。一目均衡表の雲は先行スパン1(319.2万円)が先行スパン2(376.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-93)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-2.9)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-3.0)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(-251771)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-264433)を下回り、売りシグナルが出ています。