ビットコイン相場分析 : 日足は上ヒゲをつけ短期の上昇に一服感、再度安値を試すか

1月26日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。
昨日のビットコインは0.3%上昇した陽線を記録しました。日足は陽線となったものの、上髭を付けた日足となりました。終値は422.9万円でした。
オシレーターのCCIは-83で推移。Fisherは一昨日ゴールデンクロスが発生し上昇中。MACDは遅行線を下回り推移していますが、足元で上昇しています。
ADX(47)は上昇しており弱気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコインの値動きは440万円を超える場面がありましたが、移動平均線付近から上値が重くなりました。短期のショートスクイーズが発生したとみられ、高値から即座に下落し上昇幅を縮小させました。
オシレーターは引き続き大きくマイナス域に沈んでいます。短期オシレーターは上昇しており、強かった下落の勢いは低下しています。テクニカルとしては依然として弱気のモメンタムを示唆しています。
短期で上昇していたビットコインですが、全体のチャートは高値と安値を切り下げる形を維持しています。昨日は上髭を付けた日足となり、短期の上昇にも一服感が見られます。今後は再度安値を試す展開が予想されます。

昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から0.3%下落した422.9万円でした。価格は14EMA(448.1万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(514.7万円)は下落中で長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(450.6万円)が先行スパン2(487.0万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス域で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-83)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.9)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Trigger(-2.4)を上回り、売りシグナルは出ていません。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-308173)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。Signal(-272745)を下回り、売りシグナルが出ています。