ビットコイン相場分析 : 再び250万円の壁に跳返される、今週中の最高値更新は困難か

12月23日のビットコインの日足終値は移動平均線を上回り強気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれをコンファームしています。
ビットコインは昨日、2%ほど下落し終値は240万円を割り込みました。250万円付近のレジスタンスに跳ね返された形となりました。価格は依然として移動平均線の上位を維持しています。
オシレーターはすべてプラス域で推移しており強気を示唆しています。一方、短期オシレーターのCCIとFisherは下降中でモーメンタムの低下を示しています。MACDは遅行線の上位で推移していますが上げ止まり、遅行線との距離が縮まりつつあります。
ADX(36)は上昇が継続しており強気トレンドの発生を示唆しています。
昨日のビットコイン日足は陰線を記録し、改めて250万円のレジスタンスの強さが確認されました。価格は移動平均線の上位で推移しプライスアクションは良好なため、相場全体としてはまだまだ買い需要は衰えていません。
懸念点は短期のオシレーターが下降しモーメンタムが低下している点です。積極的に売る場面ではないものの利益を確定させることを考慮する必要がありそうです。昨日の下落から今週の最高値更新の芽はほぼなくなったと予想されます。
ここからさらに下落したシナリオでは、今週の安値230万円付近がサポートされるかが重要なポイントとなりそうです。サポートされるなら高値更新を目指す動きになり、サポートを割れるようなら下落トレンド入りの可能性が高まります。

昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から2.6%下落した239.9万円でした。価格は14EMA(225.5万円)を上回り強気示唆です。53EMA(192.4万円)は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(218.6万円)が先行スパン2(194.3万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(98)はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(2.5)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(2.5)をわずかに下回り買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(155192)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(127375)を上回り買いシグナルが発生しています。