ビットコイン相場分析 :ビットコインは185万円まで下落も急反発、底堅さをアピール

12月9日のビットコインの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターのCCIがマイナス域で推移しておりこれをコンファームしています。FisherとMACDも共に下落しています。
ビットコインは一時185万円まで下落しましたが、終値にかけて急反発し最終的に陽線を記録しました。日足は長い下ヒゲを記録し底堅さをみせました。
オシレーターは下落しておりモーメンタムは依然として下方向に動いてます。CCIは昨日マイナス域に突入しました。FisherとMACDは遅行線を下回り下落中でが、マイナス域には突入しておらず売りシグナルは出ていません。
ADX(32)は下落しており上昇トレンドが弱くなっていることを示しています。
昨日ビットコインは下落からの急反発を演出し買い需要の強さをみせました。200万円付近のレジスタンスから跳ね返されるように下落していたビットコインですが、下方向への推進力もそこまで強くはないようです。昨日の安値は押し目として意識されそうです。ADXが示すようにトレンドが弱くなっており、今後も方向感がなく推移することが予想されます。上値抵抗がある200万円付近は売り目線、昨日安値の185万円付近は買い目線となりそうです。

昨日のビットコイン(BTC)の日足終値は、前日から1.3%上昇した193.6万円でした。価格は14EMA(193.9万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(171.2万円)は上昇中で長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(190.8万円)が先行スパン2(163.7万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-19)はマイナス域で推移しており弱気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(0.5)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(1.3)を下回り買いシグナルは出ていません。
強気バイアス・シグナル : MACD(76671)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(93587)を下回り買いシグナルは出ていません。