昨日は上値の重さ目立つ展開に、高値圏では利確売りが出やすい状況

11月16日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り強気トレンドを示唆していますが、オシレーターは下落し、強気のモメンタムの低下を示唆しています。
- 昨日のビットコインは4.5%上昇し、終値は547.5万円でした。価格は今週2日目の大きなマイナスとなりました。一方、移動平均線の上位は維持しており、まだ高値を伺う余地があります。
- オシレーターは足元で下落しています。CCIは中立水準の67で推移。Fisherは遅行線を下回った推移を見せています。長期オシレーターのMACDも今週はデスクロスが発生し、下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(58)は足元で下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは高値圏を維持も揉み合う展開となっています。週足は僅かにマイナスとなり、5週ぶりの陰線の可能性もあります。昨日は570万円台にはレジスタンスがあり、この水準を超えて行けるかが今後の相場のポイントとなります。昨日は強く売られたため、本日は買いが先行して取引が始まっています。値動きは移動平均線の上位を維持するため、もう一度高値を高値を試す動きが予想されます。一方、相場全体の勢いは徐々に落ちてきており、高値圏では利確売りも出やすく注意が必要です。

- 価格は14EMA(543.7万円)を上回り強気示唆です。53EMA(487.1万円)は上昇しており、長期トレンドも強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(530.7万円)が先行スパン2(481.8万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAのプラスで推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(67)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.5)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Trigger(1.7)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(236668)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(260584)を下回り、買いシグナルは出ていません。