10月12日
- ビットコインの日足終値は移動平均線（14EMA）を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示しています。
- 昨日のビットコインは0.07%上昇し、終値は401.7万円でした。価格がほぼ横ばい推移でしたが、今週初めて陽線となりました。値動きは引き続き弱い状態が続き、短期移動平均線の下位での推移が維持されています。
- オシレーターは下落傾向となっています。CCIは先週の-35まで下落。Fisherもマイナス圏で下落が継続しています。長期オシレーターのMACDは今週、デスクロスが発生し下落しています。
- ボラティリティ指数のADX（21）は足元で下落しており、トレンドが弱い状態を示しています。
- 昨日はビットコインは下げ渋りを見せた相場ですが、週足は3.5%下落しています。先週までは強気のチャートが形成されていましたが、今週は弱気なチャートに移行し始めています。足元では406万円近辺にレジスタンスがあり、上昇トレンドの再開にはこの価格帯への回復が必要となります。ADXは下落しており、相場は不安定な状況が今後も続くことが予想されますが、徐々に弱気トレンド入りの可能性が出てきました。
- 価格は14EMA（407.2万円）を下回り弱気示唆です。53EMA（401.2万円）は横ばい推移しており、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1（408.5万円）が先行スパン2（397.2万円）を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル：価格が14EMAのマイナスで推移
- 弱気バイアス・シグナル：Commodity Channel Index（CCI）がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル：Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル：MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI（-35）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher（-0.7）はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger（-0.1）を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル : MACD（36004）はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal（49071）を下回り、買いシグナルは出ていません。
この記事の著者
マーケット・アナリスト
真田 雅幸
米国の大学で経済学を専攻しお金の流れについて興味を持つ。在学中にビットコインに興味を持ち、bitbankのメディアで寄稿を行う。2015年頃からビットコインのトレードを始め、デリバティブ情報も分析しながらトレードを行う。
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