XYM海外取引所に上場、相場は1週間で一時100%近く動き相場は大荒れ

日本でもホルダーが多いコインの一つシンボル(XYM)の今週の値動きが激しい。週の始めは44円付近で取引されていたが、価格は一時64円まで上昇した。先週の安値33円からは100%近く上昇している。

ビットバンクに上場した10月5日時点では、XYMは20円ほどで取引されていたが、その後価格は徐々に安値を切り上げ40円付近でレンジ推移していた。先週は下落して相場が始まってたが、週末に大きく上昇し短期トレンドが反転した。
上昇の要因として挙げられているのが海外取引所大手のBybitへの上場というイベントだ。21日の土曜日に20%、22日の日曜日に17%上昇しており、週末には上場に関する情報が市場に伝わっていたようだ。
上場への期待感から買われていたXYMだが、週明けのBybit上場直後から事実売りが発生し相場は大荒れとなった。上場した23日午前10時が天井となり急落が始まった。

上場後から午後7時頃まで売られ続け高値から約40%ほど下落している。今週のXYMは海外取引所への上場というイベント特需で上昇し、上場した事実で売られる相場となった。ビットバンクでの取引量も急増し23日には上場来の最高値を記録し、日時取引量は100億円を大きく超えた。

上場後、短期的に強く売られているXYMだが長期的には安値を切り上げるチャートを形成している。長期的にはまだ緩やかな上昇トレンドが続いており、一時的な売りが一巡すれば再び高値を試す展開が期待される。