価格は再度1000万円割れ、短期のモメンタムは低下傾向に
3月21日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは短期でマイナスとなり、弱気のモメンタムを示しています。
- 昨日のビットコインは2.9%下落し、終値は993.8万円でした。一昨日の上昇の反動から売りが強くなり、移動平均線を僅かに下回りました。今週3日目の陰線を記録し、上値が重くなっていることを示唆しています。
- オシレーターは短期でマイナスで推移しています。CCIは昨日上昇しましたが-2で推移。Fisherは遅行線を僅かに上回りましたが、大きくマイナスで推移しています。長期オシレーターのMACDはプラス圏で下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(40)は下落しており、強気トレンドの弱体化を示唆しています。
- 今週のビットコインは売りが強い状況となっており、現在の価格水準が週末も維持されると週足は4週ぶりの陰線となります。テクニカルは明確にモメンタムの低下を示唆しており、先週まで強かったような高値を追う展開は想定しづらい状況です。現在は上昇トレンドから調整局面入りした可能性が高く、再度足元の安値920万円台を試すことも想定されます。短期では買いポジションを建てるのは注意が必要です。昨日は1000万円も割れており、1000万円の上位には売り需要があります。ADXはまだ下落余地があり、来週以降も軟調な展開が予想されます。
- 価格は14EMA(998.4万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(875.2万円)は上昇しており、長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(969.5万円)が先行スパン2(854.6万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移
Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.25)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.21)を上回り、売りシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(405363)はプラス圏で推移しており強気示唆です。Signal(554468)を下回り、買いシグナルは出ていません。