ビットコイン価格は1500万円台を維持も短期では方向感が無い状態

6月17日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、短期トレンドは弱気を示唆しています。オシレーターは足元で下落傾向でモメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは1.2%下落し、終値は1525万円でした。昨日は再度価格が移動平均線を下回り弱気の値動きとなりました。
- オシレーター系インジケーターは、足元で下落しています。CCIは14で推移。Fisherはマイナス圏に突入しています。長期オシレーターのMACDも遅行線を下回り、下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(17)は足元で下落しており、トレンドが弱い状態となっています。
- 今週のビットコインは、1500万円台で底堅い推移を見せているものの、値動きが少ない相場となっています。ADXはかなり下落してきており、短期的な相場の方向感はなくなっています。約半年ぶりの低い数値を記録しています。今年1月には調整後に下落方向への動きが大きくなりました。調整後の相場はトレンドが出やすく、値動きが大きくなる傾向があるため、相場が動き出した際の逆張りトレードには注意が必要です。長期チャートは強気な形を維持していますが、上値をなかなか超えられない状況は1月の相場と似ており、下落方向への動きに対する警戒も必要です。

- 価格は14EMA(1534万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(1486万円)は上昇しており、長期トレンドは強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1533万円)が先行スパン2(1472万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル:CCI(14)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher(-0.2)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。遅行線のTrigger(0.1)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 強気バイアス・シグナル:MACD(89805)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(131355)を下回り、買いシグナルは出ていません。