ETFへの資金フロー増加でBTCは半値戻し達成 1000万円巡る攻防続くか

6日のビットコイン(BTC)対円は反発して取引を終えた。この日のBTCは964.2万円から小甘い推移で始まったが、前日にブラックロックの現物ビットコインETF(IBIT)に7.88億ドルと過去最高額の資金流入があったことが明らかとなったことや、大型アップグレードを控えるイーサ(ETH)が急伸し、相場は上値を追う展開に転じ、欧州時間の序盤には1000万円を奪回した。その後のBTCは失速し980万円近辺まで押すも、ADP雇用レポートの月間雇用者数とJOLTs求人件数が下振れたことや、パウエルFRB議長が議会証言初日で早期利下げ観測を牽制しなかったことで、相場は底堅く推移。ただ、BTCは米市場引けにかけて再び1000万円に乗せるも、引け後からは上値を重くし、988万円で引けた。


本日のBTCはドル建て史上最高値(69,000ドル≒1026万円)を背に高値圏で揉み合いが続くか。5日米国時間の相場の急落を受けてもETFへの資金フローが衰えなかったことで、昨日のBTCは半値戻しを達成。ETFへの資金流入が続くことで、市場のセンチメントも復調するだろう。パウエルFRB議長は本日も上院での証言が控えているが、昨日の証言内容を考慮すれば、ネガティブサプライズはないと指摘される。一方、一昨日の相場急落から鑑みるに、BTCドルの史上最高値は利益確定の水準として相当に意識されていると指摘され、同水準の上抜けにはもう少しエネルギーを溜める必要がありそうだ。足元ではマイナーの売り圧力も確認され、本日も引き続き高値圏での攻防が続きそうだ。



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bitbank Report 2024/03/07:ETFへの資金フロー増加でBTCは半値戻し達成 1000万円巡る攻防続くか