ビットコインは高値圏で揉み合う展開、高値警戒感も強い相場

5月27日の日足チャート
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を上回り、短期トレンドは強気を示唆していますが、オシレーターは足元で下落しており、モメンタムが低下しています。
- 昨日のビットコインは0.5%上昇し、終値は1572万円でした。日足は4日連続の陽線を記録し、底堅い値動きとなっています。移動平均線を上回り、強気相場となっていますが、先週の高値を超えられない状況が続いています。
- オシレーター系インジケーターは、下落傾向となっています。CCIは106で推移。Fisherは遅行線を下回っています。長期オシレーターのMACDも今週は下落しています。
- ボラティリティ指数のADX(35)は高値圏で推移していますが下落しており、強気トレンドの鈍化を示唆しています。
- 今週のビットコイン週足は上昇していますが、値動きは小幅にとどまっています。高値圏で揉み合う相場となっており、オシレーターは下落傾向となっています。底堅い一方、1600万円より上位には抜けることができない状況となっています。相場の方向感が乏しくなっているため、短期では新規買いポジションには注意が必要です。次の大きな動きに向けた調整局面となっており、リスク管理が重要な相場となっています。

- 価格は14EMA(1540万円)を上回り強気示唆です。53EMA(1432万円)は上昇し始めており、長期トレンドも強気に傾いています。一目均衡表の雲は先行スパン1(1511万円)が先行スパン2(1348万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
- 強気バイアス・シグナル:価格が14EMAの上で推移
- 強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス圏で推移
- 強気バイアス・シグナル:MACDがプラス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 強気バイアス・シグナル : CCI(106)はプラス圏で推移しており強気示唆です。
- 強気バイアス・シグナル : Fisher(1.0)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のTrigger(1.1)を下回り、買いシグナルは出ていません。
- 強気バイアス・シグナル : MACD(477533)はプラス圏で推移しており強気示唆です。遅行線のSignal(529669)を下回り、買いシグナルは出ていません。