イーサリアム相場分析 : 大きな下落もチャートストラクチャーは強気を維持、短期では反発に期待

1月21日のイーサリアムの日足終値は移動平均線を下回り弱気トレンドを示唆し、すべてのオシレーターがプラス域で推移しておりこれを否定しています。
イーサリアムは年初来高値を維持することができずに昨日強く売られました。下落率は19%でした。一気に移動平均線を下回り弱いプライスアクションがみられました。
オシレーターはプラス域で推移している一方、下落しておりモメンタムの悪化を示唆しています。短気オシレーターのCCIは本日からマイナス域に突入しています。昨日はMACDがデスクロスしており長期トレンドの変化を示唆しています。
ADX(37)は下落しており強気トレンドの弱体化を示唆しています。
イーサリアムは高値更新直後に強く売られる弱いプライスアクションがみられました。安値を切り上げるチャートストラクチャーは維持しており、今後再度高値を試す展開が予想されます。高値の更新に失敗すると弱気トレンド入りの可能性が出てきます。オシレーターは弱気に傾きつつあり注意が必要です。短期では大きな下落の反発が予想されるため週末にかけての値動きに期待したいところです。

昨日のイーサリアム(ETH)の日足終値は、前日から19.3%下落した11.5万円でした。価格は14EMA(12.3万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(9.3万円)は上昇中で長期トレンドは強気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(11.7万円)が先行スパン2(10.3万円)を上回り強気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
・強気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:Fisher Transformがプラス域で推移
・強気バイアス・シグナル:MACDがプラス域で推移

Centered Oscillator Signal
強気バイアス・シグナル : CCI(29)はプラス域で推移しており強気示唆です。
強気バイアス・シグナル : Fisher(1.2)はプラス域で推移しており強気示唆です。Trigger(1.2)をわずかに下回り買いシグナルが解消されました。
強気バイアス・シグナル : MACD(13066)はプラス域で推移しており強気示唆です。Signal(14172)を下回りデスクロスが発生しました。