ビットコイン相場分析: 連続陰線は5日に伸びる、昨日は上下に振られる展開に

5月10日の日足
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り、弱気トレンドを示唆し、全てのオシレーターがマイナス圏で推移しており、下落のモメンタムをしています。
- 日足は、0.7%下落した陰線を記録し、終値は371.8万円でした。昨日は上下に大きく動く展開となり、一時380万円を回復しました。一方、終値ではマイナスとなりました。日足は53EMAの下位で推移しています。
- オシレーター・インジケーターは下落傾向です。CCIは-84で推移。Fisherはマイナス圏で下落が継続しています。長期オシレーターのMACDは昨日、マイナスに突入しました。
- ボラティリティ指数のADX(18)は低位で推移し、相場のトレンドが弱いことを示唆しています。
- 昨日のビットコインは買われる場面もありましたが、まだ上値が重い状況です。日足が長期移動平均線の53EMAを下回るのは3月以来となります。ここ2ヶ月間は底堅い動きが見られましたが、足元では売りが優勢な状態です。オシレーターなどのテクニカルは悪化傾向が継続しています。連続陰線も5日となり短期では下落に警戒が必要な相場となっています。

価格は短期移動平均線の14EMA(384.3万円)を下回り弱気示唆です。長期移動平均線の53EMA(373.7万円)は横ばい推移となり、長期トレンドは中立です。一目均衡表の雲は先行スパン1(384.7万円)と先行スパン2(380.7万円)を上回り、強気示唆です。
Trending Signal
- 弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAの下で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
- 弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
- 弱気バイアス・シグナル : CCI(-84)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
- 弱気バイアス・シグナル : Fisher(-1.7)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-1.2)を下回り、売りシグナルが出ています。
- 弱気バイアス・シグナル : MACD(4099)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(24790)を下回り、売りシグナルが出ています。