下落トレンドが再開か、価格は一時370万円を割り込む

9月11日
- ビットコインの日足終値は移動平均線(14EMA)を下回り弱気トレンドを示唆し、オシレーターは足元で下落し、モメンタムの低下を示唆しています。
- 昨日のビットコインは2.7%下落し、終値は370.2万円でした。週明けとなった昨日は、売られる展開となり足元の安値を更新しました。価格は一時367万円まで下落し、370万円を割り込みました。弱気の値動きが見られます。
- オシレーターはマイナスでの推移が続いています。CCIは-186で推移。Fisherは昨日、デスクロスが発生しました。長期オシレーターのMACDはマイナス圏で遅行線を上回り推移しています。
- ボラティリティ指数のADX(22)は上昇し、トレンドの発生を示唆しています。
- 今週のビットコインは売られる相場から始まりました。昨日はこれまでのサポート割り込み下落が再開しました。一方、本日は買い戻す動きがあり、価格は380万円を回復しています。ドルベースでは2万5000ドルにタッチしており、安値で買われています。本日の日本時間は買い戻されていますが、アメリカ時間の動きが相場に重要となります。テクニカル的には、価格が安値圏で推移し、弱気トレンドの形を維持しています。ADXもボラティリティの上昇を示唆しており、下落トレンドの再開を示唆しています。

価格は14EMA(382.3万円)を下回り弱気示唆です。53EMA(395.7万円)は下落しており長期トレンドも弱気です。一目均衡表の雲は先行スパン1(386.1万円)が先行スパン2(399.6万円)を下回り弱気示唆です。
Trending Signal
・弱気バイアス・シグナル:価格が14EMAのマイナスで推移
・弱気バイアス・シグナル:Commodity Channel Index(CCI)がマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:Fisher Transformがマイナス圏で推移
・弱気バイアス・シグナル:MACDがマイナス圏で推移

Centered Oscillator Signal
弱気バイアス・シグナル : CCI(-186)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。
弱気バイアス・シグナル : Fisher(-0.4)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Trigger(-0.2)を下回り、売りシグナルが出ています。
弱気バイアス・シグナル : MACD(-60493)はマイナス圏で推移しており弱気示唆です。Signal(-64028)を上回り、売りシグナルは出ていません。